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【50代の本音】Tarmac SL8 PRO レビュー|10年ぶり新車で見えた”乗り心地の正解”

Specialized Tarmac SL8 PRO 本音レビュー 50代の買い替え体験

ロードバイクの買い替えを検討している40代・50代サイクリストにとって、Tarmac SL8 PRO は間違いなく有力候補。でも実際こう思っていませんか?

  • ✅ 高いけど本当にこの価格を出す価値があるのか?
  • ✅ ホビーライダーでも性能を活かせるのか?
  • ✅ 50代の脚力でも乗りこなせるのか?
  • ✅ リムブレーキからディスクへの乗り換えで後悔しないか?
  • ✅ SRAM Force AXS と Shimano ULTEGRA、どちらが幸せか?

この記事では、10年ぶりに新車を買い換えた50代中級サイクリストが半年実走した「リアルな体験談」を、良い点も気になった点も含めて徹底レビューします。

ロードバイクの買い替えを検討している40代・50代のサイクリストにとって、Tarmac SL8 PRO(ターマック SL8 PRO)は間違いなく有力候補。でも実際こう思っていませんか?

  • ✅ 高いけど本当にこの価格を出す価値があるのか?
  • ✅ ホビーライダー・ゆるポタ中心でも性能を活かせるのか?
  • ✅ 50代の脚力でも乗りこなせるのか?
  • ✅ リムブレーキからディスクへ乗り換えて後悔しないか?
  • ✅ SRAM Force AXS と Shimano ULTEGRA、結局どちらが幸せか?

この記事では、10年ぶりに新車を買い換えた50代中級サイクリストが、SL8 PRO(SRAM Force AXS / Roval Rapide CL3 仕様)を半年実走した「リアルな体験談」を、良い点も気になった点も含めて徹底レビューします。

結論から言うと──ターマック SL8 PRO は乗り心地・空力・扱いやすさの3つが唯一無二のレベルで仕上がった、「これからの10年を支える相棒」になり得る一台でした。100kmオーバーのロングライドが”普通に楽しい”と感じられる。これだけで買い替える価値があります。

ターマック SL8 PRO は、乗り心地・空力・扱いやすさの3つが唯一無二のレベルに仕上がった「50代サイクリストの理想形」のロードバイクです。

本記事を読み終える頃には、あなたが SL8 PRO を選ぶべきかどうか、明確に判断できるはずです。

1. SL8 PRO を選んだ背景|競技志向から“楽しく長く乗る”へシフトした50代の選択

紅葉とイチョウの落ち葉に囲まれたTarmac SL8 PRO・50代サイクリストの秋ロングライド

以前の私は“ガチ寄り”のサイクリストだった

40代の頃は、とにかく自転車に熱中していました。

  • 月間 800〜1000km
  • 平日朝は短時間・高強度の朝練
  • 週末はロングライドで追い込み
  • エンデューロやヒルクライムにも参戦
  • ストラバの自己ベスト更新がモチベーション

いわゆる「ガチ寄り」のホビーサイクリストでした。

しかし、怪我や体調不良が続き、思うように走れなくなる時期が訪れます。

ゆるポタ中心になると「40kmで限界」に

競技から距離を置き、
「景色を楽しむゆるポタ中心のライド」へスタイルを変えたものの、

  • 40kmほどで足裏が痛くなる
  • ロングライドへの意欲が湧かない
  • 月間走行距離が 360km 程度と物足りない

こんな状態になっていました。

このとき、ふと気づきます。

DOGMA F8 の剛性は、50代の身体にはもう合っていない。

バイク選びの軸が「速さ」から「乗り心地」へ

そこから、バイク選びの軸がハッキリ変わりました。

「乗り心地が良く、無理なく長く走れるロードバイク」

単に“速いバイク”ではなく、
「長く・楽しく・健康的に乗り続けられる相棒」を思い切って購入しようと思い、
その候補として浮上したのが Tarmac SL8 PRO でした。

2. 10年ぶりの新車。リムブレーキからディスクブレーキへの壁を越える決断

リムブレーキからディスクブレーキへ乗り換えで変わる3つのこと・握力負担と長い下り坂の疲労と雨天の制動力比較

今回の SL8 PRO は、実に「10年ぶりの新車」でした。
当然、初めてのディスクブレーキモデルでもあります。

リムブレーキ世代の人なら分かってもらえると思いますが、

  • 使い慣れたホイールが使えなくなる
  • ホイールや工具を含めて規格を一新しないといけない
  • なんとなくディスクは敷居が高い

正直、ディスクへの乗り換えは心理的ハードルが高いものでした。

慢性的な腱鞘炎が“ディスク移行”の決定打に

私の場合、そのハードルを超える決定打となったのが「腱鞘炎」です。

  • 日中はPCでのデスクワーク
  • 趣味兼副業で 3D-CAD 設計
  • 3Dプリント造形・後処理での手作業

こうした生活を続けた結果、手首〜指にかけて慢性的な腱鞘炎を抱えるようになりました。

この状態でリムブレーキの下りは、かなりつらい。

  • 長い下りでレバーを握り続ける
  • 勢いのついた下りで強い制動が必要になる
  • 指にダメージが蓄積して峠に行くのが億劫になる

「ディスクへの乗り換え」は、もはや贅沢ではなく「必要な選択」になっていました。

ディスクブレーキの圧倒的な安心感に感動

SL8 PRO のディスクブレーキに乗り換えて、最初の数回のライドで感じたのは、

  • 少ない握力でしっかり止まる
  • 下りで指が痛くならない
  • 雨でも制動力が安定している
  • 急勾配の峠でも余裕がある

という“圧倒的な安心感”でした。

もっと早くディスクにしておけば良かった!

そう素直に思いました。
50代で腱鞘炎持ちの私にとって、ディスクブレーキは本当に心強い味方です。

3. デザインの好み vs 性能の現実。SL8に決めた理由

正直に言うと、見た目だけでいえば今でも Pinarello のデザインが大好きです。
DOGMA の造形は本当に魅力的で、ショップで見ても「かっこいいな」と感じます。

ただ、いろいろなレビューや試乗を重ねていくと、
ターマック SL8 PRO については、

  • 乗り心地が別格
  • ロングライドの快適さが段違い
  • 疲れにくさが明らかに違う

といった評価が圧倒的多数でした。

試乗した際も、「あ、これは身体が楽だな」とすぐに分かるレベル。

今の自分の身体に合うのは、間違いなく SL8 だな

と腹を括り、デザインの好みより「長く走れるかどうか」を優先して SL8 PRO を選ぶことにしました。

4. 色選びはレッドで大正解だった

今回が3台目のロードバイク。
1台目は白、2台目は黒と続いてきたので、

次は少し冒険したい。見ていて気分が上がる色にしたい。

と思っていました。

選択肢としては、

  • ULTEGRA 完成車:ホワイト
  • FORCE 完成車:シルバー
  • FORCE 完成車:レッド

この中から、最終的にレッドを選択。

結果として、これが大正解でした。

  • 形状の好みを上回る「色の魅力」
  • 玄関に置いて目に入るたびに嬉しくなる
  • 走りに行くモチベーションが上がる

見た目はモチベーションそのもの。
「レッドにして良かった」と今でも思っています。

5. フィッティングでの気づき(クランク長の罠)

クランク長170mmから160mmへの短縮で得られる中年ライダーの3つのメリット・膝角度2度浅く・お腹と膝の隙間10mm広がる・体型変化への対応

購入前にはフィッティングサービスを利用し、

  • フレームサイズ
  • ステム長
  • ハンドル幅
  • クランク長

といったポジションを一通り確認しました。身長165cmのわたしの場合、フレームサイズは49が良さそうなことがわかりました。

DOGMA では 160mm クランクを使用していましたが、
SL8(サイズ49)では標準の 165mm クランクが装備されます。

フィッティングの段階では特に気にならず、
「これならいけそう」と感じていたのですが──
実際にロングライドをすると、

  • ももを上げる動きが少し重く感じる
  • ケイデンスがわずかに上げにくい

といった“5mmの差”による影響を、じわじわと感じるようになりました。

今後の改善ポイントとして、クランク長は再検討する予定です。
(ここはあくまで私の身体・柔軟性・脚力の問題なので、個人差が大きい部分だと思います)

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6. Tarmac SL8 PRO の特徴(要点だけ知りたい人向け)

細かい話はあとにして、まずは SL8 PRO の特徴をざっくりまとめると、こんな感じです。

  • 乗り心地が圧倒的に良い(50代の身体に優しい)
  • 空力性能が優秀で向かい風に強い
  • 軽快で扱いやすく、反応が気持ち良い
  • 完成車付属の Roval Rapide CL III が本気で優秀
  • SRAM Force AXS のワイドレンジが極めて使いやすい
  • ディスクブレーキで下りの安心感が抜群
  • ワイヤレス電動でハンドル周りがスッキリ美しい

「乗り心地が良いロードバイク」を探している人には、かなり強くおすすめできる1台です。

7. 実走レビュー|Tarmac SL8 インプレ

夕日に染まる川と橋・Tarmac SL8 PROでの100kmロングライドの一場面

乗り心地:100kmオーバーが“普通に楽しい”

SL8 PRO に乗り換えて一番驚いたのは、

ロングライドでの「しんどさ」が明らかに減ったこと

です。

  • 足裏の痛みが激減
  • 全身の疲労感が少ない
  • 巡航がラク
  • 降りたあとも身体が軽い

40kmで「もう十分…」となっていたのが、
SL8 にしてからは 100km オーバーでも

「あれ、まだいけるな」

と感じるようになりました。

まさに「乗り心地性能の差」を全身で実感しています。

加速:軽く踏むだけでスッと伸びる

SL8 は、剛性が高いわりに「踏みやすい」バイクです。

  • 必要以上に脚を選ばない
  • 重たすぎない反応性
  • 軽く踏んだだけでスッと前に出る

テンポよく回していると、「あ、このバイク、気持ちいいな」と素直に感じるタイプ。
50代の脚でも無理なく付き合える、絶妙なバランスだと思います。

空力:向かい風区間で明確に「伸び」を感じる

向かい風や横風が強い日に走ると、SL8 の空力の良さをハッキリ感じます。

  • いつもより失速しない
  • 向かい風なのに速度が落ちにくい
  • 心なしか“風の壁”が弱く感じる

これはフレームだけでなく、後述する Roval Rapide CL III のエアロ性能も効いていると感じる部分です。

下り:ディスク × フレームの安定感が最高

下りの安定感は本当に素晴らしく、

  • ハンドルが暴れない
  • ブレーキコントロールがしやすい
  • 指のダメージが少ない

おかげで「峠の下りが怖くない」。
これは 50代&腱鞘炎持ちには本当にありがたいポイントです。

SL8 PRO は、“下りの不安を消してくれるバイク”という表現がしっくりきます。

8. DOGMA F8 との比較(体験ベースのみ)

SL7との乗り比べはしていないので、ここでは過去の愛車 DOGMA F8 との比較だけに絞って書きます。

  • 剛性
    • DOGMA:パワーを要求する「ガチ仕様」
    • SL8:しなやかさがあり、50代の脚でも扱いやすい
  • 足裏の痛み
    • DOGMA:2時間程度で足裏が痛くなりがち
    • SL8:痛みがほとんど出なくなった
  • ロングライド適性
    • DOGMA:レースには最高。ただし長時間になると疲労が蓄積しやすい
    • SL8:100kmオーバーでも「まだ走れる」と感じる
  • 疲れ方
    • DOGMA:翌日に残る
    • SL8:翌日のダメージが明らかに少ない

まとめると、

SL8 は「50代の脚」と非常に相性が良いバイク

だと強く感じています。

9. 50代視点で見た SL8 PRO の価値

40代から50代へのロードバイク観の3つの変化・速さから楽しさへ・SL8 PROが50代の理想形である理由

50代という年齢で改めて感じた SL8 PRO の価値は、以下の通りです。

  • 長時間乗っても疲れにくい
  • ロングライドのハードルが下がる
  • 健康維持・体力づくりにちょうどいい負荷感
  • ディスクブレーキで下りの不安が減る
  • 腱鞘炎もちでも安心して峠に行ける
  • 「また乗りに行こう」という気持ちになりやすい

単に「速いバイク」ではなく、
“長く続けられる趣味としてのロードバイク”という意味で、SL8 PRO は非常に価値の高い1台です。

50代こそ、SL8 PRO の良さを一番実感できる世代かもしれません。

10. SRAM Force AXS の良さ|ワイドレンジが本気で使いやすい

SL8 PRO に決めた理由のひとつが、
SRAM Force AXS の「ワイドレンジ×電動×ワイヤレス」という組み合わせです。

ここでは、シマノ ULTEGRA と比較しながら、ギヤ比の違いを簡単に整理してみます。

ギヤ構成比較(ULTEGRA vs FORCE)

SL8 PRO 純正の SRAM Force AXS は 48/35T × 10-33T(12速)。これに対して Shimano Ultegra Di2(R8170)の代表的な構成2つを並べて比較してみました。ポイントは「Shimanoはチェーンリング+カセットを交換すればワイドレンジ化できる」こと。それを踏まえての比較です。

SRAM Force AXSとShimano Ultegra Di2の3構成ギヤレンジ比較インフォグラフィック・SL8 PRO純正は無交換でこのバランス、Shimanoはパーツ交換でワイド化可能

📊 数字から見える”本当の話”

  • ① アウタートップ(最重ギヤ・下りや高速巡航)はSRAMが優位:SRAM 4.80 > Shimano(B) 4.73 > Shimano(D) 4.55。下り90rpmなら55km/h vs 52km/hで、3km/hの差。ここはSRAMだけが持つ余裕です。
  • ② インナーロー(最軽ギヤ・激坂や脚力低下時)はShimano(D)が最軽:Shimano(D) 1.00 < SRAM 1.06 < Shimano(C) 1.13 < Shimano(B) 1.20。Shimanoでも50/34+11-34に振り切ればSRAMを上回ることができます。
  • ③ レンジ比はShimano(D)とSRAMがほぼ互角:Shimano(D) 4.55 ≒ SRAM 4.53 > Shimano(B) 3.94。「ワイドレンジが欲しい」だけならShimanoでもパーツ交換で実現可能です。

💡 では SRAM Force AXS の本当の魅力はどこか?

「余分な手出しなしで、最初からこのワイドレンジ+アウタートップの余裕」──これが SL8 PRO 純正 SRAM Force AXS の最大の魅力だと感じています。

  • ✅ 完成車を買ったその日から、激坂もインナーロー1.06で踏み続けられる
  • ✅ 下りや追い風区間ではアウタートップ4.80でしっかり踏み込める
  • ✅ 10-15Tが連続1Tずつでクロスレシオ。平地巡航の微調整がスムーズ
  • ✅ 工賃や追加投資ゼロでこの設計が手に入る

50代ホビーライダーの私の用途──下り+平地+多少の登り──には、このバランスが本当にちょうど良かった。10Tはほぼ使いませんが、トップに余裕がある安心感がライドの質を変えてくれます。

🔧 Shimano派の方へ:パーツ交換でワイド化する選択肢

すでにShimano Ultegra Di2(R8170)に乗っていて、ワイドレンジが欲しい方は、以下のパーツ交換でSRAMに匹敵するレンジが手に入ります。

  • クランクセット:FC-R8100 50-34T(コンパクトクランク)に変更
  • カセットスプロケット:CS-R8101 11-34T(12速ワイドレシオ)に変更
  • チェーン:基本的にCN-M8100など対応チェーンを継続使用可(必要なら交換)

※この組み合わせ(D構成)でインナーロー1.00、レンジ比4.55となり、SRAM Force AXS を上回ります。ただしアウタートップは4.55に下がるため、下りや高速巡航で物足りなさを感じる可能性があります。

👇 おすすめパーツ

シマノ ULTEGRA CS-R8101 カセットスプロケット 11-34T 12速n”]

  • シマノ ULTEGRA
    • フロント:52 / 36T
    • リア:11-30T
  • SRAM FORCE AXS
    • フロント:48 / 35T
    • リア:10-33T

ギヤ比で比較すると、

  • トップ側
    • ULTEGRA:52 ÷ 11 ≒ 4.73
    • FORCE:48 ÷ 10 = 4.80
      → FORCE のほうが、わずかに“重い”ギヤを持っている
  • ロー側
    • ULTEGRA:36 ÷ 30 = 1.20
    • FORCE:35 ÷ 33 ≒ 1.06
      → FORCE のほうが、明確に“軽い”ギヤを持っている

ギヤレンジ(重いギヤから軽いギヤまでの幅)でざっくり比較すると、

  • ULTEGRA:およそ 3.9倍
  • FORCE:およそ 4.5倍

つまり FORCE の方が、約15%ほどワイドレンジというイメージになります。

10T の効率は理屈上は悪い。でもホビー用途なら気にならない

物理的には、10T の効率は 11T より悪いと言われています。
チェーンの曲げ角がきつくなるぶん、ロスが増えるのは確かです。

ただ、実際にホビー用途で使ってみると、

「ワイドレンジで得られるメリットのほうが圧倒的に大きい」

と感じました。

  • 軽いローで「もう一段助けてくれる」
  • トップ側はしっかり踏み切れる
  • 現実的な坂・向かい風・疲労込みの状況で、とても走りやすい

効率の数パーセントより、「脚を残して楽しく走れるかどうか」のほうが大事です。

ロー側の軽さは本当にありがたい(貧脚にも優しい)

35 ÷ 33(約1.06)のギヤは、特に峠でその本領を発揮します。

  • タレてきても、なんとか回し続けられる
  • 心拍を上げすぎずに登れる
  • 「もう足付きか?」と思う場面で、もうひと踏ん張りできる

フレームの優しさとローギヤの軽さの組み合わせは、
本当に「貧脚に優しい」セットアップです。

峠の上りでは特に、「ああ、このギヤ比で良かった…」と感じることが多いです。

それでいてトップ側はしっかり踏める

48 ÷ 10 = 4.80 のトップギヤは、平坦〜下りの高速区間でも十分に重く、

  • 下りでしっかり踏みたいとき
  • 追い風区間でスピードに乗せたいとき
  • ちょっとしたスプリント気味の加速

こういった場面でも「足りない」と感じることはありませんでした。

下りの高速区間でも十分踏めるので、まさにオールラウンドなギヤ構成です。

結論:ホビーライダーこそ SRAM FORCE が“最適解”

レース志向で、効率だけを突き詰めるならまた違う選択肢もあると思います。
しかし、私のような 50代ホビーライダーにとっては、

  • ローの軽さ
  • トップの伸び
  • ワイドレンジの恩恵

これらを総合して、

SRAM FORCE AXS は「めちゃくちゃちょうどいいコンポ」

だと感じています。

SRAM、なかなかいいです。

欠点としては、流通量があまり多くない点はデメリットかもしれません。

11. Roval Rapide CL III の性能は本物(ホイールレビュー)

Tarmac SL8 PROに装着したRoval Rapide CL III・リアホイールのリムハイト60mmワイドリム形状

SL8 PRO 完成車に付属する
Roval Rapide CL III は、ホビーライダー目線でもかなり「本気のホイール」だと感じました。

リムハイトとバランス

  • フロント:51mm
  • リア:48mm

フロントを少し高く、リアをやや抑えたリムハイトで、
空力と横風耐性のバランスを狙った設計になっています。

DURA-ACE C60 と似たワイドリム形状

以前 DOGMA F8 に装着していた
シマノ DURA-ACE R9100-C60 とよく似たフォルムで、

  • タイヤよりもリムのほうが幅広のワイドリム
  • 見た目にもエアロ感が強い

という特徴があります。

おそらく空力性能はかなり高く、実走でもその「伸び」をしっかり体感できます。

向かい風が弱く感じるほどよく進む

SL8 本体の空力性能との相乗効果もあり、

  • 向かい風での失速感が少ない
  • 巡航速度を保ちやすい
  • ロングライド後も脚が残りやすい

といったメリットを強く感じます。

CXL3 のような「軽さ」はないものの、
ホビーライダーには十分すぎる性能で、むしろエアロ寄りの恩恵が大きく感じられました。

✅ SL8 PRO がおすすめな人(ほぼ全方位)

  • 40-50代でロングライドを快適に楽しみたい人──100km以上が「楽しい」になる乗り心地
  • 全天候で乗りたい人──ディスクブレーキで雨も下りも安心
  • ガチレースでも戦える1台が欲しい人──剛性も十分、Vengeのような尖った専用機でなくても勝負はできる
  • 軽量バイクが好きな人──完成車重量で十分軽い。上位機種に迫る数値
  • ワイドレンジ+クロスレシオを重視する人──SRAM Force AXS が無交換でこの設計
  • 完成車派──買ったその日からこのバランスが手に入る

正直、性能面では“向かない人”を探すほうが難しい1台です。50代の身体に優しいだけでなく、ガチ志向にも応えられる懐の深さがあります。

⚠️ 唯一の弱点:デザインが”おとなしすぎる”

SL8 PRO は性能面では本当に死角がほとんどありません。強いて挙げるなら、デザインが”おとなしすぎる”こと。

  • ゴツいフロントフォーク → なし
  • ゴテゴテのエアロ感 → なし
  • “すげーカッコいい!”と一瞬で目を引くインパクト → 控えめ

スマートで上品な仕上がりなので、所有してから良さがじわじわ伝わるタイプ。見た目の主張・威圧感を求めるなら、Venge系や他社のレース志向モデルも比較対象になります。

逆に言えば、デザインの好みさえ合えば、予算が許す限り迷う理由はほぼない1台です。

よくある質問|SL8 PRO 検討者からのQ&A

Q1. リムブレーキから乗り換えて違和感はない?

正直、最初の1週間だけ違和感あり。でも雨の日の安心感、長い下りで指が疲れない楽さ、停止距離の短さ。これを体感したらリムには戻れません。腱鞘炎持ちには特におすすめ。

Q2. Roval Rapide CL3 はディープリムだけど横風大丈夫?

強い横風時には若干持っていかれる感触はあるものの、危険と感じるほどではありませんでした。リムハイト 51mm(フロント)/60mm(リア)はディープすぎず、ワイドリム形状の効果で安定性が高い。むしろ向かい風が弱く感じる場面の方が印象的でした。

Q3. AXS の電動シフト、電池切れは大丈夫?

機材的に大きな不満はほぼ無し。強いて挙げれば、AXS の電動シフトの電池切れが1回ありました。リアの電池が切れたときは、フロントのバッテリーと交換してなんとか帰宅。長距離ライドでは予備バッテリーを持っておく安心感は大きいと実感しました。AXS バッテリーは小さく軽いので、サドルバッグに常備しておくのがおすすめです。

Q4. SL8 PRO のサイズ選びのコツは?

50代で柔軟性が落ちている場合、カタログの推奨より1サイズ小さめが快適。ステム長で詰める方がポジションを追い込めます。プロショップでのフィッティング推奨。

14. 総評:SL8 PRO は“これからの10年を支える相棒”

SL8 PRO に乗り換えてから、
ライドの楽しさと「また走りたい」という気持ちが、明らかに戻ってきました。

  • 乗り心地が別格
  • 空力が本気で効く
  • ディスクブレーキの安心感
  • SRAM Force AXS のワイドレンジが現実的に使いやすい
  • Roval Rapide CL III も含めて完成車のパッケージが優秀
  • ロングライドが素直に楽しくなる

一言でまとめると、

SL8 PRO は、50代の身体にフィットする“優しいオールラウンダー”

スピードより“楽しさと継続”を重視する今の自分に、
これ以上ない相棒になってくれました。

「これからの10年を一緒に走るバイク」として、
ターマック SL8 PRO を選んで本当に良かったと感じています。

🛒 SL8 PRO ユーザーが揃えたい厳選アイテム

実際に半年使って「これは買って良かった」と心から言えるものだけ厳選しました。

💡 ライト・サイコン類(必須級)

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🎨 SL8 PRO のカスタムパーツ(自社開発)

3D Fit Design では、SL8 PROユーザー向けの専用シートポスト治具や Specialized Power Saddle 用各種マウントを設計・製造しています。

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SL8 PRO で揃えたい関連アイテム(自分が使ってるもの)

SL8 PRO に乗り始めて、合わせて揃えた・追加したアイテムを紹介します。

🪞 Oakley Jawbreaker専用バックミラー(自作)

SL8の美しいシルエットを崩さずに後方確認したくて、1年がかりで自作したバックミラー。市販品にない設計です。

👉 Oakley Jawbreaker専用バックミラー自作の全記録【1年の試行錯誤】

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フィッティングでクランク長の問題が判明。次のカスタムは160mmショートクランク化を検討しています。

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ABOUT ME
つくはる
つくはる。地方在住のロードバイク乗り&3Dプリンタ愛好家。40歳手前からロードバイクに出会い、メタボ体型から脱却して以来ロードバイク歴15年以上。現在は「3Dフィット工房」の屋号で、3Dプリンタを使ったロードバイク関連オリジナル部品の設計・製造・販売を行っています。ブログでは実際に使った機材のレビューや自作パーツの開発ストーリー、副業・節約のリアルを等身大でお届けします。