クランク

【7年使った結論】160mmショートクランクの効果は本物だった|身長165cm・1年検証レビュー

ロードバイクの160mmショートクランク導入レビュー

「クランク長を変えると本当に変わるの?」と半信半疑のまま、7年間使い続けた170mmから160mmへ思い切って変えてみました。

身長165cmで170mmクランクは長すぎる…と感じながらも交換に踏み切れない人は多いはず。ペダリングが窮屈、股関節が詰まる感覚、ケイデンスが上がらない——そんな悩みがあるなら、ショートクランク化は有力な解決策です。

身長165㎝の私。7年間クランク長は170㎜しか使ったことがありません。

クランク長の適正を考えた場合に、身長165㎝に170㎜は長いのではと、今更ながら気が付きました。

そこで、クランクの長さを170㎜から160㎜へ一気に10㎜短くしてみました。

ロードバイクのショートクランク化|計算式で導く適正長・メリット/デメリット・実測検証ロードバイクのショートクランク化、計算式で導く適正クランク長・メリット/デメリット・選び方を実測検証。170mm→160mmで3.2W差・ケイデンス6.2%UPの実測データも掲載。...

まだ、300㎞程度しか走っていませんが、初期的に感じたことを紹介していきます。

結局160㎜クランクは正解だったのか?

まずは結論からを言うと大正解!

160㎜化して良かったと感じています。

もっともメリットを感じたのが、ケイデンスの幅を広がったことにより走りの幅も広がったこと。

特に、15分前後のコースを強度高めで走った場合に、足を残すためにケイデンスを上げる、心拍がきつくなったら、ガシガシ踏んでいくなどの走りの幅が広がったように思います。

車ででいうとパワーバンドが広がった感じ

また、前傾姿勢時のペダリングに余裕ができたため、前傾姿勢で長時間走っても疲れにくくなった点はかなりのメリットではないかと思います。

エンデューロレースでは、かなりのアドバンテージとなるのではと感じています。(コロナ過でレース自体はないですが。。)

あとは、ハンドルとサドルの落差が大きくなって、見た目もGOOD!!

クランクが155㎜だとどうなのか少し気になりますが、しばらくこのクランク長で行こうかと思っています。

少なくとも170㎜のクランクに戻ることはない!と思います。

クランク長を短くして感触は?

まず交換することでメリット、デメリットがあります。

まとめると、

ショートクランク化の効果!

メリット①ペダリングの窮屈感の改善
メリット②周長が短縮でケイデンスを上げやすくなる!?
メリット③省力化!?
メリット④ポジションの変化
デメリット①力の減少

上記のような効果が実際感じられたのか?実際に使った感想は・・・

メリット① ペダリングの窮屈感の改善

自転車に乗った瞬間にまず感じた、

ペダルが回しやすくなった!

感覚的にはペダルを下の方で回している感じました。

上死点での太もも位置が下がった効果を感じます。

今までは上死点まで無理やり太ももをあげている感じなので、上死点での引っ掛かり感がなくなったのは大きいです。

尚且つ上半身を伏せたときに、お腹と太ももの間に余裕ができたことで、楽にペダリングできるのも大きいメリットです。

巡行速度を上げて走る場合に、空気抵抗の少ない前傾ポジションで楽にペダリングできるので、速度も上がっているように感じます。

メリット② 平均ケイデンスの向上

サイコンに見ないで感覚的にケイデンスを90rpmぐらいで回すと、95rpmまで上がっています。

ケイデンスを上げれる分、足への負担は少なくなる感じです。

メリット③ 疲労感の低減につながったか?

これは正直よくわからないですね。楽にペダリングができるので、疲れにくくくなっているとは思いますが、疲労感が明らかに少なくなったとは残念ながら感じることはできませんでした。

同じコース比較してみないとわかりません。また、レースなどの限界に近いところで走行するとわかるかもしれませんが、2020年はコロナ過でイベント、レースともに出場していない(というか出たいものがすべて中止)ので何とも。

追記

ロードバイクを始めてから初めて300キロというロングライドを実施しました。しかも平均時速30キロ以上で。

この300キロライドでは、ショートクランク化による疲労低減効果をかなり感じることができました。足の残り具合、疲れ方が明らかに170㎜とは違います。

また、大抵ロングライドになると足のいたるところが痛みだすのですが、それも随分と緩和できました。

ロングライド派にはショートクランク化はお勧めできます!


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メリット④ ポジションの変化

これは明らかに、変わりました。

メリット①でも書きましたが、太ももとお腹の間のスペースが広がったことで、前傾ポジションでのペダリングがものすごく楽になりました。

またサドルを上げた分(クランクを短くすることで20㎜UP)、より前傾姿勢が強くなりっています。

上の画像は、実際の乗車した時のものです。わかりづらいですが、トップチューブからの距離に注目すると、膝の高さがかなり下がっています。

これによりお腹と太ももの間のスペースが広くなっています。

この効果により前傾ポジション、つまり空気抵抗の少ないポジションが楽になり、結果、巡航速度UPにつながります。

デメリット① 

テコの原理で考えると、ショートクランク化にデメリットは同じ力をペダルにかけてもワット数が下がること。

やはりこのデメリットを感じることも正直ありました。特にケイデンスが低い以下の場面では不利となります。

  • 停止からのスタート時
  • 斜度がきつい上り坂

特に感じるのは、信号待ちからのスタート時。ペダルを踏み込んだ時の感覚は、ちょっと表現しにくいですが、トルクが減少している感じはします。

また、上り坂ではケイデンスが保てる場合はいいですが、坂がきつくて、ケイデンスが落ちる場面では、やや苦しくなってくる印象を受けました。

ケイデンスが上がる分、ギヤ比の見直しは必須かなぁという感触です。

まとめ

まだまだ結論を出すのは早いかもしれませんが、ファーストインプレッションは間違いなくいい!

身長165㎝で何も考えずに170㎜を使って人は、クランク長について考えてみても損はないかもしれません。

2022.12.1 追記

ショートクランクにして約2年が経ちましたが、身長165㎝の筆者にとっては160㎜クランクはやはり正解だったと思います。最近はシマノでも160㎜クランクのラインナップが増えているので、ショートクランクを選択できやすい環境にあると言えます。低身長の方はぜひ、検討してみてください。

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クランク交換のおすすめ製品(ショートクランク対応)

160mmショートクランクへの交換に際して、選択肢は大きく以下の2系統です。

シマノ系(DURA-ACE / ULTEGRA / 105)

純正の安心感。105 R7100は12速対応で165mm/170mm/172.5mm/175mmが選べます(160mmはDURA-ACE/ULTEGRA対応)。

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つくはる
つくはる。地方在住のロードバイク乗り&3Dプリンタ愛好家。40歳手前からロードバイクに出会い、メタボ体型から脱却して以来ロードバイク歴15年以上。現在は「3Dフィット工房」の屋号で、3Dプリンタを使ったロードバイク関連オリジナル部品の設計・製造・販売を行っています。ブログでは実際に使った機材のレビューや自作パーツの開発ストーリー、副業・節約のリアルを等身大でお届けします。