ロードバイクをより楽しむ為に、イベントへの参加をお勧めします。
ロードバイクを始めたことは、乗るだけでも楽しいものです。その楽しさが数倍にもなるのがロードバイクイベントへの参加です。
ロードバイクのイベントに初心者でも参加すべき9つの理由!
ロードバイクに慣れてきたら、自分のレベルに合わせていろんなイベントに参加することで、多くのメリットが得られます。まず参加すべき9つの理由としては、
- イベント効果により、普段以上の実力が発揮できる。(限界突破!)
- 限界の突破により自己成長へ繋がる。
- 単純に大勢で走ると楽しい!(ローテーションがうまく回ると最高の気分!)
- ロードバイク仲間が増える!
- モチベーションの維持。イベントに向けて練習にも身が入る。
- 沿道の声援が気持ちいい(日常では味わえない感覚!)
- 普段は走れないところを走ることができる(サーキット)。
- イベントは見本市(普段見れないアイテムやバイクを見れる!)
- 走り切った後の充実感・達成感がたまらない!(また走りたくなる!!)
それでは、9つの理由を紹介していきます。
①普段以上の実力が発揮~イベント効果~
イベントでは数百人から多い時は1000人規模のサイクリストが大集合する正にお祭り状態です。もうこれだけでもテンション上がります⤴。
こんな状況下で走ると、俄然いつもより張り切って走ることが多いです。
そのため、普段の120%程度の力が発揮されるのです!
同じ距離でも一人で走る場合と違い、イベントだと一緒に走る人やエイドステーションでの食事、沿道からの声援など、疲れていても頑張れる要素が満載です!
これがイベント効果で、普段以上の力を発揮できます。
普段一人では走れない距離を走れたり、普段より速いペースで走れてしまうのです!
私の場合は、頑張りすぎてゴール付近になるともう全身つりまくりで走っています(笑)。
もう限界と思いながらも、自分一人では諦める場面でもイベント効果でいつも以上の実力が出ることが多いです。
足がつる体質の方はイベント時に2RUN持参がおすすめです。
②限界の突破により自己成長になる
①のイベント効果で自分の限界を超える走りをすると2日程度は体が疲れていますが、疲労が抜けると明らかに速くなっていたり、体力が付いたのを実感することが多いです。
シーズンイン後に強度の高いイベントに参加すると、体が本調子になっていくのが自分中では恒例です。
なんか、一皮剥ける感じです。
そのため、自分を鍛えるためには、1ヵ月に1~2度イベントに参加することでどんどん調子を上げることができます。
これは一人の練習だと自分を極限まで追い込むのは難しいですが、イベントでは自分を追い込む環境が作りやすいです。
パワーメータを付けていると、強度の高さを正確な数値として測定できるので、前回と比べてどうだったのか?次の大会に向けて今の実力はどうなのか?など振り返りやトレーニングの進捗状況を把握するのに便利です。
③単純に大勢で走ると楽しい!
普段は多くても数人~10人程度の仲間と走るのですが、イベントでは数百人以上の規模になります。人が多いだけでお祭り騒ぎなので、楽しくないわけがありません。
ロングライド系なら、知らない人とお話したりできるのも楽しい一時です。また、風が強い時や疲れている時など、先頭を交代しながら走るローテーションをすると知らない人同士でも、一体感が生まれます。
一体感が生まれた時のローテーションは、ホントに気持ちがいいものです。ローテーションをすることで、自然とスピードも上がりますし、走ることに集中ができる至福の時です。休憩の時にさっきのローテーションを回していた人とも会話が弾みます!
レースでも、エンデューロなどのサーキットで走る場合は、先頭集団に入ると信じられないほどスピードが出ます。普段一人だと平均時速30キロちょっとでも、集団なら3時間を平均時速40キロで走れたりします。
普段一般道での集団走行は、基本一列ですが、サーキットになると、幅が広いので数列にわたる集団になります。そのため、集団の中は、正に無風状態なので、風の抵抗が減り速く走れるのです!
集団はかなり密集しているので、危険ではありますが、アドレナリン出まくりなので怖さも半減して、逆に楽しくなります。ツールドフランスで見るような高密集ではないですが、一度は経験してみてほしいですね。
クリテリウムは、短時間でも終わるものが多く、レース中の駆け引きが勝負の重要な要素になってきます。この駆け引きは、頭も体も使う頭脳スポーツの一面もあり、なかなか面白いです。
わざと遅く走ったり、いきなりスピードを上げて逃げてみたり、レベルの差はありますがレースを楽しみことができる点で、他のイベントとは一味違った楽しみがあります。
このように一人では絶対に味わえない楽しさが大勢で走ることで経験できます。
④ロードバイクの仲間が増える
各地でロードバイクのイベントが開催されています。自分が住んでいる近くで行われるイベントでは、実は近所という方に出会ったりするものです。一人でも知り合いになると、その仲間の人とも繋がりができるので、イベント外で一緒に練習したり、ロングライドに行ったりする仲間になることもあります。
ロードバイク好き同士なので、自然と話も弾みますし、会社外での仲間ができるのはメリットが大きいです。
仲間が増えると好きなロードバイクの話をいっぱいできるのもいいですよね!
また、同じイベントに何年も参加しているとそこで会う仲間や知り合いもできます。1年間の成長をお互いに見ながら走ったり、競ったりするのも楽しいものです。
⑤モチベーションの維持
モチベーションを維持するにはイベントで○○キロ絶対走るとか、去年よりいいタイムを出すとか、○○位内を目指すとか目標があった方が絶対にいいです。
イベントに向けて、モチベーションを維持する。
イベントに参加して、残念な結果でも、それをバネにモチベーションが上がる。
なんて良い循環が生まれます。
長くロードバイクを趣味とするなら、イベントの参加でモチベーションを維持するのはほんとおすすめです。
三本ローラーなどの練習(修行)には、このようなモチベーションがないと続きません!!
⑥沿道の声援が気持ちいい(日常では味わえない感覚!)
ロング系のイベントでは、地元の人が応援してくれます。これは元気百倍ですね。いい大人になると、声援を受けるなんてまずないじゃないですか~。子供たちは特に本気で応援してくれます!!
え、自分を応援してくれるの( ゚Д゚)!!って感じで、とってもいい気分です。(笑)
これは普段会社では怒られることの方がダメリーマンの私には、とてもテンション上がります!
ストレスや疲れも吹っ飛びます!!
⑦普段は走れないところを走る(サーキット)
始めて鈴鹿サーキットを走った時は、正直テンション上がりまくりでした。あの鈴鹿サーキットをロードバイクで走る!!それだけで、興奮しませんか?(え、自分だけ?!)
F1やMOTOGP好きの自分にとっては、鈴鹿サーキットは一度は走ってみたいところでしたが、まさか自転車で走れるとは!!!
鈴鹿サーキット以外でも、筑波サーキットや富士スピードウェイ、岡山国際サーキットなど各地でエンデューロのイベントが開催されています。
サーキットなので、さぞかし早い人ばかりと思いがちですが、中には小学生も走っているので、ルールさえ守れば遅い人でも存分に安全に楽しむことができます。
サーキットって、テレビで見ていると分り難いですが、そこまで高低差がある様に見えませんが、鈴鹿サーキットなど、実際に走るとものすごい勾配があります。S字やシケイン当たりは等は激坂です。
『テレビで見より全然坂がきつい~』
などと言って楽しむのも良いでしょう。走った後にテレビでF1などをみると、
『おー!このコーナー凄い昇りなんだよね~』
なんて思いながら見るのも楽しみの一つです。
⑧イベントは見本市
自分は地方在住なので、近くに大きなロードバイクショップはありません。そのため、イベントのスタート地点やエイドステーションなどは、他の人のロードバイクが気になって仕方ありません。隣になった方のバイクやホイールが気になる場合は、
『どうですか、このバイク。自分も気になっているですよ~』
なんて聞くと、大抵の方は親切にインプレを聞かせてくれます。欲しい物の情報が生で、しかもユーザーさんに聞けるなんて中々ないチャンスです。
⑨走り切った後の充実感・達成感がたまらない!(また走りたくなる!!)
どのイベントもそうですが、終わった時の充実感や達成感は月並みですが、大きいです。
ロングライドで強度高めのイベントなどは、誰だこんなエグイコース設定したのは・・なんて思いながら走ったりしますが、ゴールすると、その達成感からまた走りたくなるのですよね。
一度ハマると毎年参加するって方も多いと思います。
番外編
番外編として、サーキットなどで行われるエンデューロなどでは、いろんなショップが出典しています。
中には、ホイールを貸してくれるサービスや、特価品の販売などこれだけでもロードバイク好きにはこれだけでも楽しめるほどです。
特に通販で欲しいけど、実物を見ないとわからないものなどは、この機会にいろいろ試してみるのもいいですよね。
自分は、SEVやクリオといった怪しい商品を試してみてたら、あまりの効果に驚いたこともあります。思いのほか良くて購入したのですが(笑)!
イベントの種類
ロードバイクのイベントは大きく分けて2つあります。
ロングライド系
ポタリング ⇒ 関連記事
50キロ未満の比較的短い距離を走るイベント。走るだけでなく、地域に合わせた様々の趣向のイベントがあるのが特徴。初心者でも気軽に参加できる。
50キロ以上~200キロオーバーまで走るイベント。エイドステーションが設けられているので、地域のおいしいものを頂きエネルギーを補給しながら走ります。中には獲得標高3000m以上といったハードなものまであります。
ブルぺ
ド変態なローディーさん(尊敬の意味で)が参加する200~600キロ、上は1200キロ!?と想像を絶するイベント。1日では終わらないものが多く、夜通し走る超ハードイベント。
競技系
主にスピードを競うイベント。ガチな方々が多いです。
・ロードレース:公道や舗装路コースで速さを競う
・ヒルクライム:峠や山でのタイムを競うレース。基本昇り基調。
・エンデューロ:周回コース内を決められた時間ないで何周できるか競う
・クリテリウム:周回コース内で決められた周回で速さを競う。
最後に
まだイベントに参加したことない方は、ぜひ思い切ってイベントに参加してみてください。いろんなイベントがあるので、いろいろ参加してみると世界が広がります。初心者の方でも、自分のレベルにあったイベントも多数あるので、臆せず参加すると知り合いができたりとメリットも多いはずです。
イベントに参加する時は、大勢でワイワイしながら行くのがおすすめです!
- 普段以上の実力が発揮できる。(限界突破!)
- 自己成長へ繋がる。
- 大勢で走ると楽しい!(ローテーションが特に!)
- 仲間が増える!
- モチベーションの維持にはもってこい!
- 沿道の声援が気持ちいい!
- サーキットを走れる!
- 普段見れないアイテムやバイクを見れる
- 走り切った後の充実感・達成感がたまらない!