イベントに参加しよう!

【ヒルクライムレース】初心者でも安心して参加できる!自分との闘い!

ロードバイクのイベントの中でも、初心者でも安心して参加できるレースがヒルクライムレースです。

その理由として、基本上り基調のレースであるため

  1. スピードが遅い
  2. 風の抵抗より重力との闘いなので、集団になりにくい。
  3. レースの駆け引きというより、自分の実力が結果に反映される。無茶な駆け引きが少ない

そのため、レース参加者同士の戦いというよりも自分との闘いの要素が高いレースです。

日本の国土は山間部が多いので、国内各地でヒルクライムレースが行われている人気があるイベントです。

そんなヒルクライムレースの魅力と注意点を紹介します。

ヒルクライムレースの魅力

正直私はヒルクライムレースが、苦手です。デブなので上りははっきり言って遅く、レース中ずっと辛いのが正直なところです。

そんなヒルクライムレースではありますが、参加はしています。

どこに魅力を感じているのでしょうか?

自分との闘い。自分の成長を感じられるレース

はっきり言って自分との闘いのレースです。クリテリウムエンデューロレースのように駆け引きが勝敗を分けるようなことはほとんどなく、自分の実力で順位やタイムが決まるといって過言ではありません。

自分がヒルクライムレースに参加する理由としては、過去の自分に勝つために参加しています。

レース当日の頑張りもありますが、それまでにどれだけ練習してきたか、その練習が良かったのか、その結果がタイムなり、順位に反映されます。

どちらかと言うとマラソンに近いの感覚なのかもしれません。(マラソンの大会に出たことはありませんが・・)

過去の自分に打ち勝って、タイムを更新できると自分が成長した証となります。

つまり、ヒルクライムレースの魅力の一つは、過去の自分に勝つ!自分の理想とする目標に達成するといった、自己実現を目指すところにあると思います。

 

自己実現を目指すためのモチベーションの維持

ヒルクライムレースは、運などではタイムは上がりません。普段の練習量がものを言うごまかしの利かないレースです。

そのため、ヒルクライムレースをターゲットに、練習をする必要があります。

そのため、レースに向けて必然とモチベーションも上がっていきます。

ロードバイクは、走れば走るほど速くなるので、苦労した分、タイムを上がるものです。

そのため、ロードバイクの練習のモチベーションをあげるメリットがあります。

ゴール後の達成感

 

ヒルクライムレースは限界を超えるような走りをすると最後まで体力が持ちません。そのため、最後までパワーを出し続けられるギリギリのところで走り続けます。

正直これがものすごく辛い戦いです。大体30~60分程度のレースが多いように思いますが、その間ほぼ上り坂で、負荷が高い状態が続きます。

その状態で最後のゴール付近で残った力を出し切る様に全力でゴールに向かいます。

自分がロードバイクで走った中で、ヒルクライムがもっとも最高心拍があがるイベントです。

ゴール後はほんとに、全力を出し切った感があり、暫くは動けないことがほとんどです。

その分ゴールした時の達成感は大きいものです!

また、眺めもいいところが多いので、いい眺めを見ながらゴールの余韻に浸るひと時が、自分は好きな瞬間ですね。

 

ヒルクライムの注意点

マイペースが一番タイムが出る。

 

マイペースを守ることがタイムや順位を上げることに繋がります。

前半に飛ばし過ぎると、途中でだれてしまいます。一度、だれるとなかなか体力が回復しないので、結果タイムも遅くなります。

かと言って、パワーを抑えすぎるとタイムはでません。

特に序盤は、冷静にマイペースを崩さず走りましょう!

コースの下見は必須?

ゴールした時に全力を出し切れるようにゴール前は最後の力を振り絞りスパートを掛けたいところです。

そのためには、どの地点から最後のスパートを掛けるのか下見をしておく方がベストです。山道のため、同じようなカーブであったり続くので、距離や何か目印を決めておくと良いでしょう。

スパート地点を間違えると悲惨なことになります。限界近くで走ってきた状態でスパート地点を間違えると、大幅にタイムをロスします。

そのため、一度は下見をしてゴール付近のコースをよく覚えておくと良いでしょう。

ゴールは頂上。下るまでがレースです。

ゴールは言うまでもなく頂上付近なので、レース後は上ってきたところを下る必要があります。

体力を使い果たし、尚且つ大量の汗を掻いた状態で気温の低い山の上にいると当然体は冷えます。

その状態で山を下るのでさらに体が冷えてしまいます。

そのため、しっかりと防寒着を着込んで下りに備えましょう。ジャケットだけでなく、手先が冷えない様に厚手の手袋があったほうがいいです。

暑ければ外せばいいので。

レース前に荷物をゴール付近までもって上がってくれるレースが多いので、忘れずに。

また、少しでも軽くしようとタイヤも軽く細いものを履いている場合は、パンクにも要注意です。

大抵レース後の下りでパンクしている方を数人は目撃します。

パンクしてもすぐに止まれる安全な速度で下る様にしましょう!

ヒルクライムレースのパワーメータが必須!

どのレースでもパワーメータがある方が良いですが、ヒルクライムでは必須だと思います。

先でも書いたように、限界を超えないギリギリのところを走るためには、パワーメータがあると便利です。

また、タイムにも影響するのが、斜度が緩くなる区間でパワーを落とし過ぎないことが重要です。ここで休むとタイムが伸びませんし、自分では頑張ってるつもりでも実際はパワーが出ていないことがあったりします。

そのため、パワーメータがあると限界ギリギリのところで走れますし、斜度の緩いで速度を落とし過ぎないというメリットがあります。

【実録】パイオニア パワーメータ!フォームの改善で速くなった話!ロードバイクに乗る人のほとんどが、何かしらの数値を見ながら乗っていると思います。 一般的なところでは、速度、走行距離、走行時間、ケイデ...

まとめ

正直レース中は苦しい時間ですが、過去の自分に打ち勝った時の喜びが大きいのがヒルクライムレースの一番の魅了です。順位よりも自分との闘いがメインなので、初心者の方でも、楽しめるレースです。

ヒルクライムレースの魅力

・スピードが遅く、安全なレース

・自分との闘いで自己実現を目指す

・ゴール後の達成感

ヒルクライムの注意点

・前半飛ばし過ぎない!

・コースの下見をしておく。ゴール付近はしっかり覚えておく!

・下りの時の防寒対策と安全な速度を心掛ける!

ヒルクライムレースのパワーメータが必須!

 

ABOUT ME
つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。