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おすすめ 3本ローラー!ミノウラのモッズ・ローラーの使用感!

雨の日や夜間、冬の寒い時期は外でロードバイクを乗るには相当な気合が必要です。辛いだけでなく、転倒のリスクも高くなります。

そんなときに、室内の暖かいところでトレーニングができるローラー台が役に立ちます。

中でも3本ローラーは実走感が強く、特に初心者の方にはおすすめです。

そんな3本ローラーの中でも、おすすめのミノウラの3本ローラー(モッズ・ローラー)について、使用感を含め紹介していきます。

3本ローラの使用感

初心者には3本ローラは難しいと言われますが、想ったより簡単に乗れます。ポイントとしては、バランスを崩したときに手で支えられるように壁際に設置し、もう一方に脚立や椅子などを置いて転倒防止策を設けておくとよいでしょう。

こうしておくと転倒の危険もなくなりますし、安心して乗れるようになります。

始めは安定しないので、何回か壁に手をつく場面もありましたが、数回乗るうちに慣れてきますが、しっかりとバランスを取らないとふらふらします。

三本ローラーの幅は、40cm程度ですのでハンドルに力が掛かりすぎたり、左右のペダリングのバランスが悪かったりするとふらふらします。

言い換えると、しっかりとしたフォームやペダリングをしないとふらつきますので、三本ローラを乗っていると自然にバランス感覚も養われ、実走においてもスムーズなライディングが可能となります。

また、ペダリングが下手くそでも車体がふらふらします。特に6時方向に力が加わると、反力で自転車が上下に動きます。ケイデンスを上げるとそれが顕著にわかります。

なので、ケイデンスを上げても自転車が安定しているように心掛けるときれいなペダリングが自然と身に付きます。これはペダリングモニタが無くても、6時方向に力が掛かっていないかチェックできるので三本ローラーの利点だと思います。ペダリングモニタがあればよりベストですが。

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上下の揺れは、実走するより分かり易いので、初心者にはペダリングスキルを磨くために三本ローラーでのトレーニングをお勧めしたいです。

また、固定ローラより、バランスを取りながら乗ることになるので緊張感はこちらがありますし、ローラより飽きないで乗れることができるのが気に入っています。

ただし、トレーニング負荷で行くと同じ時間の実走と比べて半分程度の負荷となります。これは、パワーメータで実測した結果で、実感とは随分違います。

そのため、ペダリングの練習には持って来いですが、体力トレーニングをするにはかなり頑張ってやらないと効果は少ないかもしれません。なのでかなり修行に近いので、1時間以上ローラーで練習できる人はホント凄いです!!

おすすめの3本ローラは?

3本ローラでお勧めなのは、やっぱりミノウラが日本製だし安心でおすすめです。実勢価格は2万台で購入できるものが多いです。

私が使用しているのはミノウラのモッズ・ローラーという製品です。定価は3万5千円ですが実売価格は2万5千円~2万8千円程度です。

3本ローラーについて

ローラ台は大きく分けて、固定ローラー、3本ローラー、ダイレクトドライブの3種類があります。

固定ローラやダイレクトドライブ方式は車体をローラー台に固定して使用するので転倒の恐れがなく、負荷を掛けて行うパワートレーニングには持ってこいです。また、車体を固定するので、転倒の恐れがないので安心してトレーニングが行えます。

一方、3本ローラは前後輪ともに固定しないのでより実走に近い感覚で乗れるのが特徴です。バランスを取りながら乗ることになるので、転倒の恐れがありますが、ペダリングの練習やバランス感覚を養う上で初心者にはおすすめです。

3本ローラを選んだ訳

私自身、ロードバイクを始めたのが11月とこれから寒くなる時期です。走りたいけど、外は寒いし、天候が悪いなどなかなか思うように乗れていませんでした。

夜や、天気が悪くても自転車に乗れるということでローラー台を物色し始めました。

結局は3本ローラを選んだのですが、自分は以下の理由が決め手となりました。

3本ローラーを選んだ理由

・実走に近いため、ペダリングやバランス感覚を養える。

・自転車を固定しなくてもよいので、すぐに始められる。

・負荷はオプションで追加できる。(ミノウラ)

・自転車に悪影響が少ない

・ダンシングも可能

ペダリングやバランス感覚を養える

特にペダリングの練習をするのに、3本ローラーはもってこいです。外では路面の状況や車、歩行者などに気を付けながらとなるので中々ペダリングのみに集中して練習はできません。

その点、3本ローラーだとペダリングに集中して練習できます。また、スマホで動画撮影して自分のフォームなどをチェックすることも可能となります。

自分の場合は、動画撮影することでアンクリング(ペダルより踵が下に下がり力が逃げるペダリングのこと)していることが一目で分かり、意識的に修正することができました。

まずパワーを鍛える前に、正しいペダリングを身に着けることが上達の早道だと思っています。一度変な癖がつくとなかなか修正するのは難しいので、まずペダリングの練習が先だと思います。

また、フォームに関しても同様で体幹がしっかりしていないと上半身がぶれたり、腕に力が入りすぎたりしてしまいます。体幹が弱いと、上半身がぶれて効率よくペダルに力を入れることができません。そのためにも、3本ローラではバランスを取るために体幹を使うため、体幹トレーニングにもなるのです。

すぐに始められる

固定ローラだと、タイヤが摩耗するので専用タイヤに変えたり(つまりホイールも予備が必要)する必要があります。ダイレクトドライブも予備のスプロケットが必要ですし、タイヤを取り外してつけるなどが必要となります。

一方3本ローラは、普段乗っている状態のまま3本ローラに乗せるだけですぐ始められるのが楽でいいところです。メカに強くない人には特に、いちいち取り外す手間がないがいいですよね。

負荷はオプションで追加可能

3本ローラの弱点として、負荷があげれない点にあります。しかし、後付けで負荷を追加できるものもあります。私自身、オプションで付けていますが、弱でも結構な負荷となります。

3本ローラで何も付けないと負荷はほとんどありませんので、このオプションを付けて最弱でトレーニングすると自分にはちょうどよい負荷となります。

ただし、固定ローラーのように高負荷トレーニングには向いていません。それは負荷が踏み込むときにより強く掛かるので、引き足の練習にはなりにくく、ペダリングの練習の弊害になる恐れがあります。

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フレームへの悪影響が少ない

固定ローラだと、フレームへの負荷が気になります。自転車にローラーを固定して、高い負荷を掛けるのでどうしてもフレームに変な力が掛かります。

当然フレームにはいくらか悪影響があります。すぐに壊れるってことはないと思いますが、高価なロードバイクなので、心配性の自分には固定ローラは選択できませんでした。

その点、3本ローラーは実走に近い力が自転車に掛かるので、ロードバイクには自然な力が加わります。そのため、自転車への負荷は当然少ないはずです。

ダンシングも可能

慣れてくるとダンシングも3本ローラーで可能となります。初心者のころはダンシングもなかなか難しい技術で、コツが必要です。固定ローラでもダンシングは当然できますが、バランスは実走とは程遠くなります。

バランスやタイミングを取りながらダンシングの練習ができるのが3本ローラの利点です。ただし、あまりにも本気を出してやると転倒の恐れがあるのでほどほどに。自分も一度3本ローラーから飛び出してしまったことがあります。

3本ローラーでのおすすめトレーニング

3本ローラーは何も無しにただひたすら漕ぎ続けるのはかなり退屈です。効果的なトレーニングをするなら、インターバルトレーニングがおすすめです。

サイコンでインターバルメニュー機能があるものが多いので、それに従ったトレーニングをするのがおすすめです。

パイオニアのサイコンは、スマホでメニューを選んでサイコンにWifi経由でデータを送信し、トレーニングを実施できます。ガーミンでも同じような機能が付いています。

単調にずっと漕ぎ続けるよりはかなりきついですが、インターバルは体力向上には効果的です。

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 3本ローラーのデメリットは?

ペダリングスキルやバランス感覚を養うには最適な3本ローラーですが、デメリットも当然あります。

私自身が感じている大きなデメリットは、騒音が大きいことです。

タイヤの回転音、ローラの回転音、ローラーを駆動するベルト(リング)の摩擦音など結構な音がします。家族がいる部屋ではまず使用できないと思った方がよいです。

ローラーをしながら動画などみるとですが、スマホの音量では聞こえにくいことがあるので、ワイヤレスのヘッドフォンか、スピーカを使用しています。

もう1点は、パワートレーニングには不向きと言われていますが、これはそもそもそこまでローラーで追い込むトレーニング自体自分には向いていないのであまり欠点だとは思っていません。

ズイフトも3本ローラーを使ってやるのですが、上り坂ではわざとギヤを重くしてやることで臨場感を味わえるようにしてやるとそこそこ使えます。

まとめ

三本ローラーのメリット

・ペダリングやバランス感覚を養える

・自転車を載せるだけですぐに始められる

・フレームへの悪影響が少ない

・負荷はオプションで追加可能

・ダンシングも可能

三本ローラーのデメリット

・騒音がでかい。

どんな人におすすめか?

・初心者の方におすすめ。

・ペダリング、バランス感覚が自然と身に付きます。

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ABOUT ME
つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。