サイコン

おすすめサイコン!パイオニアのパワーメータ&ペダリングモニター用

ロードバイクのトレーニングを数値化するのにパワーメータはとても便利な測定器です。

様々なメーカからパワーメータは発売されていますが、パワーの測定と同時にペダリングを1周12か所で力の大きさ方向を測定してくれるのがパイオニアのパワーメータです。

【実録】パイオニア パワーメータ!フォームの改善で速くなった話!ロードバイクに乗る人のほとんどが、何かしらの数値を見ながら乗っていると思います。 一般的なところでは、速度、走行距離、走行時間、ケイデ...

ペダリングをモニターするには、ペダリングモニターに適応したサイコンが必要になります。

パイオニアのペダリングモニターに適応してサイコンを紹介していきます。

私自身、パイオニア SGX-CA600,SGX-CA500ガーミンの520Jを使用しているのでその比較も踏まえて紹介しています。

パイオニア パワーメータ&ペダリングモニタ

パイオニアのパワーメータは、設定によりパワーメーターモードとペダリングモニターモードに切り替えが可能です。パワーメーターモードで使用する場合は、パワーメータに対応したサイコンであれば、測定が可能となります。

しかし、ペダリングモニターモードは対応したサイコンが必要となるので、例えば広く普及しているガーミンのサイコンだと表示させることができません

ペダリングモニタは下の図のように、1周12か所で力の大きさと方向を表示してくれます。

↓CA-500の画面

https://datsusara-by50.com/road-bike/pionner-power-meter/

おすすめサイコン(ペダリングモニター対応)

rank1 Pionner SGX-CA600
 パイオニアから久々に新しいサイコンが登場しました。カラー表示で、多彩な表示モードが用意されています。
旧型のCA500から、大幅に機能アップしており、スマホとの連動やナビ機能も追加されている点も大きな進歩です。ナビ機能はルート検索機能はありませんが、PCでルートを作成すれば、マップ表示も緻密かつカラー表示なので、ペダリングモニタを使用していなくても、使いたくなるサイコンとなっています。
おすすめ度
価格 36,800円(税別)
主な機能 ・画面サイズ:2.2インチ カラー

・使用可能時間:12時間

・防水性:IP66/IP68(最大水深2メートルで最大30分間)

・センサー通信方式:ANT+とBluetooth機能

・ネットワーク通信方式: Wi-Fi、Bluetooth

・寸法 50(w)×88(H)×17(D)mm

コメント 旧モデルのCA-500から大幅な機能アップを果たしています。スマホとの連動機能が強化されており、初期設定などもスマホで設定できるのは便利です。

ペダリングモニタ機能では、従来のペダリング効率のほかに、どれだけのパワーをロスしているかを表すGPAなど新しい指標も表示が可能となっています。

ナビ機能は初めてのコースや、ロングライド時には重宝します。ライド中に止まってスマホで地図を確認するのって、意外とストレスなんですよね。

関連記事:SGX-CA600 簡易レビュー】快適性が大幅アップした!

バージョンアップして、バーチャルパワー機能など使える機能も増えています。

関連記事:【SGX-CA600】バーチャルパワーの実力は?使えるか試してみた!

 

EDGE520Jとの比較 ガーミン520Jより本体は一回り大きいサイズとなっています。解像度は高いですが、画面サイズはほぼ同じ。

機能面だとスマホで設定できるCA600の方が圧倒的に便利です。また、ナビ機能ではCA600は詳細なマップ表示が可能に対して、ガーミンは簡易マップのみです。

後発のCA600の方が圧倒的に進化しています。サイコンの動作速度は圧倒的にCA600が上です。パイオニアのパワーメータを使用するなら、CA600がおすすめです。

当然STRAVAとの連携もガーミン同様に可能となっています。

公式ページ

rank2wahoo ELEMNT BOLT
’18/9にパイオニアと提携したwahooのサイコンです。パイオニアと提携したことにより、パイオニアの独占技術でペダリング計測に対応しています。
これまで、パイオニアのサイコンしか対応していませんでしが、スマホとの連動や各種アプリとの連携が可能な今どきのサイコンでペダリングモニタとして使えるのは非常にありがたいです。
おすすめ度
価格 定価:32,000円
主な機能 ・画面サイズ:2.2インチ 白黒

・使用可能時間:15時間

・操作方式:ボタン

・防水性:IPX7(水深1.5mまで防水)

・センサー通信方式:ANT+とBluetooth機能

・ネットワーク通信方式: Wi-Fi、Bluetooth

コメント スマホから表示設定やルート設定ができてとっても便利。ルート案内機能もある高機能なサイコンです。電池持ちも15時間と長時間に対応している。

流線形の形状も特徴で、マウントも含めて非常にスマートなデザインも特徴の一つ。

LEDインジゲータを搭載しており、速度、心拍数、パワーなどを設定した基準に対して、いまの状態が一目でわかるのも使ってみたい機能です。

EDGE520Jとの比較 スマホ連動は圧倒的にELEMNT BOLTの方が上。表示は白黒ですが、視認性はどちらも問題ないレベルだと思います。

ガーミンにはない、流線形の形状やLEDインジゲータは有利な点だと思います。

ペダリングモニタを使用するなら、ELEMNT BOLTもいいと思います。

公式ページ

 

rank3SGX-CA500
パイオニア製のサイコンで暫くはこのサイコンでのみペダリングモニターを表示可能でした。そのため、パイオニアのパワーメータユーザーはほとんどこのサイコンを使用するほかありませんでした。
ガーミンなどと比較し、機能や性能はあまり高くなく、選択肢がこれしかないので使用してるって人がほとんどだと思います。
おすすめ度
価格  29,800円(税別)
主な機能 ・画面サイズ: 1.87インチ  白黒

・使用可能時間:12時間

・防水性:IPX6/IPX7 相当

・センサー通信方式:ANT+

・ネットワーク通信方式: Wi-Fi

・58 mm (W) x 58 mm (H) x 19 mm (D)

コメント サイズはコンパクトですが、視認性は悪くありません。タッチパネル式で表示を簡単に変更できる機能は便利です。

反面、反応速度はいまいちで、ちょっとイライラすることもあります。

購入当時は、ペアリングモニタを使うにはこれしか選択肢がなかったので購入していますが、スマホとの連動がなく、電話やLINEなどの通知が分からないのは不便な思いをしています。

トレーニング機能は、ローラー台には便利です。パワーを下回るとアラームで、もっとパワーを上げろ~と鬼コーチとなって檄を飛ばしてくれます。

選択肢が広がった現在では、価格のみ優位性があるところだと思います。

EDGE520Jとの比較 優位なのはペダリングモニタを表示できるところのみ。電池持ちは若干こちらがいい感じがします。

公式ページ

 

レックマウントでハンドル周りをスッキリと

ハンドル周りには、サイコンやライトなどゴチャゴチャになりがちです。レックマウントを使うと、ハンドル周りがすっきり!

レックマウントの記事は、『【ロードバイク】レックマウントでハンドル周りをスッキリ化!』で紹介しています。

 

まとめ

商品 ELEMNT BOLT SGX-CA600 SGX-CA500
画面サイズ 2.2インチ 2.2インチ  1.87インチ
画面表示 白黒 カラー 白黒
価格
(税抜)
32,000円 36,800円  29,800円
電池持ち 15時間 12時間 12時間
センサー通信 ANT+
Bluetooth
ANT+
Bluetooth
ANT+
・ネットワーク通信 Wi-Fi
Bluetooth
Wi-Fi
Bluetooth
Wi-Fi
おすすめ度

これからパイオニアのパワーメータ用にサイコンを購入するなら、SGX-CA600がおすすめです。

ABOUT ME
つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。