ロードバイク初心者

ロードバイクのアイテム。初心者へおすすめ紹介③!サイコン

ロードバイクの楽しみの一つは、自分が成長して行くことにあると思っています。

100キロ走れるようになった。

200キロも走った!

1カ月に500キロも走った!

平均時速30キロで走れるようになった!

などなど、目標を達成したり、自分の頑張った軌跡を見ることは楽しみの一つです。

その楽しみを助けてくれるのがサイコン(サイクルコンピュータ)になります。

高額なロードバイクを買った直後にまず悩むのがこのサイコンだと思います。なかなかの高額パーツですし、機能も価格も様々です。

ロードバイク歴6年の私が、私自身が、独断と偏見でおすすめのサイコンを紹介していきます。

おすすめサイコンはやっぱりガーミン!

お奨めなのはやはりガーミンですね。やはり大多数の人が使っているので、機能は申し分ないです。ネックは高額である所が、難点ですがガーミンの520Jが一押しですね。

しかし、ロードバイクに乗っていくうちに、低機能なサイコンだとどうしても不満がでてきて、結局はガーミンを買うというパターンをよく見かけます。自分もその一人ですが。(最初から買っておけば良かったと、ガーミンを使った直後に思い、後悔したものです。)

ガーミンは細かいところまで、便利機能が満載でこれを買っておけば間違いないというサイコンです。

具体的には、走る上で必要な機能は当然網羅しているし、ストラバとの相性も抜群です。更に拡張性(パワーメータなどへの対応)も十分で申し分ないですね。

私自身は、ガーミン520も使っていますが、パイオニアのペダリングモニタを使用しているため、メインはパイオニアのSGX-CA500を使用しています。しかし、サイコン性能はやはりガーミンが数段優れています。

19年1月に発売されるSGX-CA600には密かに期待していますが、購入したらまたレビューを載せたいと思います。

 

サイコンに必要な機能

いまでは、サイコンなしにロードバイクになることはちょっと考えられません。実際サイコンで何を見ているのか?なんの役に経つのか紹介していきます。

ケイデンス 【必要度:★5】

自転車は当然ですが、ペダルを漕いで走ります。このペダルをどのくらいの力で漕いでいるかを示すのがパワーです。そのペダルをどのくらいの速さで漕いでいるのかが、ケイデンスになります。1分間に何回転ペダルを回しているかを表します。

なぜケイデンスが必要なのか?これは、ケイデンスによって、体への負荷が変わってくるため、非常に重要な要素となります。

同じ速度で走ると仮定した場合、重たいギヤで走る場合と軽いギヤで走る場合で以下の違いがあります。

ギヤ 重い 軽い
ペダルに掛ける力
ケイデンス 低い 高い
筋肉への負担 高い 低い
心臓への負担 低い 高い

簡単に言うと重たいギヤで力を入れて漕ぐと、心臓への負担は少ないけれど、筋肉が疲れてしまいます。逆に軽いギヤで走ると筋肉への負担は少ないけれど、心臓への負担は大きくなります。

このバランスが良いのが90rpmと言われています。初心者の場合は、ケイデンスが低くなりがちなので、このケイデンスを見ながらロードバイクに乗ってペダリングを意識する必要があります。

重たいギヤで漕ぎ続けると、筋肉の負担が増え疲労がどんどん溜まって足が動かなくなります。そのため、軽いギヤで高いケイデンスで走ることで長く、遠くへ走れます。

自分もケイデンスはいまでも意識してみていますので、これは必須の機能だと思います。

心拍計 必要度:【必要度:★4.5】

パワーメータがあれば、そこまで必須ではありませんが、パワーメータ以外で自分の状態を把握するのに役立つのが心拍数です。自分の最大心拍数を把握することで、どのくらいの強度で走っているのか、この心拍数で把握することができます。

ロングライドをするなら心拍数が高くなり過ぎない様に気を付けて走ることで、ペースをコントロールするのに役に立ちます。

胸に心拍計をつけて測定する方式が一般的です。

速度 【必要度:★3.5】

ロードバイクの場合、風向きや斜度によってスピードは変化するので目安的な値です。いくら同じ道でも、向かい風と追い風では簡単に時速10㌔程度は変わりますので、状況を把握する程度でみています。

ただし、集団で走る場合は、集団のペースを保つために速度を見て走ります。集団で走行する場合、先頭とその後ろでは風の抵抗が違います。そのため、自分が先頭に立った時に同じような感覚で走ると速度が落ちてしまいます。そのため、速度を見ながら集団のペースを変えないように意識して走る時によく使います。

あとは、向い風の時に今日の俺は絶好調~と浸るために、速度を見るのもありでしょう(笑)

GPS 【必要度:★5】

これがないと走行ログが記録されません。便利なアプリのストラバへのアップもGPSの情報がないと魅力が半減です。そのため最低限GPSは譲れない機能だと思います。

STRAVA連携機能 【必要度:★4.5】

これは自分の成長過程や、トレーニング履歴を残すためには必須の機能だと思います。STRAVA自体がSNSのような機能もあり、モチベーションを上げるのにも役に経つのでぜひ使いたい機能の一つです。

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また、区間タイムの計測を自動に知らせてくれる機能があるとより練習にも身が入ります。

パワー計 【必要度:★5】

コアな機能ですが、私自身が最もよく見る値がペダルを漕ぐ力を表示してくれるパワーの値です。計測値として、もっとも自分の状態を把握でき、常にこの値をみることで自分の状態がもっとも正確にわかります。

ただし、パワーメータが別途必要でこれだけで5万円程度は必要になりますので、始めからつけるにはちょっと高額過ぎて引きますよね。

でもゆくゆくロードバイクにはまってくると必ず欲しくなるので、パワー計測に対応しているサイコンが後々まで使用できると思います。

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斜度 【必要度:★3.5】

どのくらい坂が急なのか知るために斜度(傾斜)がどのくらいか示してくれるものです。自分の場合は斜度が5%以上となると極端に遅くなるので、斜度が5%以上になると意識して早く走る様に心掛けています。これは、イベントやレースなどで人と一緒に走るとよくわかるのですが、斜度によって、自分の得意不得意を知ることができます。

この斜度なら得意の名で引き離そうとか、この斜度だと遅いので意識して頑張ろうと言うような使い方をしています。

単純に、この坂15%もあるのかよ~とか、そういう楽しみもありますが。

あとは、上りか下りかたまに分からなくなることもあるので、そういった時にも役に経ちます。

ラップ計測、オートラップ機能 【必要度:★3】

ラップ機能は、お決まりの練習コースなどを決めておいて、その場で記録が更新できたのか?また、コース途中でいつもより遅いのかどうか把握するためにもラップ計測があると便利です。

また、周回コースを走るエンデューロやクリテリウムを走る場合は必須の機能となります。集団の中で、ゴールラインを見ながらボタンを押すのは意外とストレスになりますし、忘れることも度々あります。そのため、レースへの参加を考えているならオートラップ機能は必須です。

オートストップ機能 【必要度:★③】

日本の道で信号に引っかからずに走ることは、あまりないと事だと思います。ライド全体で平均時速を見たい場合、オートストップ機能があるとかなり便利です。手動だとどうしても忘れることがあるので、信号で止まった時にストップを押して、スタート後にボタンを押し忘れていたなんてことになると、せっかく走ったのみログが残らないなんて悲しいことが起きずにすみます。

ナビ機能 【必要度:★4】

これはあると非常に便利です。初めての道を通る場合でも、いちいちスマホを取り出して確認する必要がないのは、以上に助かります。

しかし、そのために、コースを設定するのが少し面倒な面もあったりします。

まとめ

ロードバイクを購入直後もどんどんと欲しいアイテムが現れます。その中でも高額なのがサイコンですが、ロードバイクライフを楽しむ為には、非常に重要なアイテムです。

安価なものを買うなら、ヤフオクなどで中古を買うなどまずはガーミンを候補に考えてほしいですね。

ライドでは必須のサイコン
  1. ガーミン520J :50,000 円前後

 

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つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。