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冬のロードバイクで、いちばん冷えるのは足先です。私は末端冷え性なので、これまでは夏用シューズにシューズカバーをかぶせて走っていました。

去年の秋、思い切って**fizik(フィジーク)の冬用シューズ「TEMPO ARTICA GTX(テンポ アルティカ GTX)」**を買いました。1シーズン使ってみた結論を先に書くと、シューズカバーよりずっと良かったです。もっと早く買っておけばよかったと思っています。

この記事では、シューズカバーから冬用シューズに替えて良かった点を、実際に使った感想としてまとめます。

fizik TEMPO ARTICA GTXの左右。BOAダイヤルと足首のベルト付き

結論:シューズカバーから替えて良かった5つのこと

  1. 脱ぎ履きがとにかく楽
  2. そもそも暖かい
  3. クリートを後ろまで下げられる(おまけの効果)
  4. シューズカバーより長持ちしそう
  5. 見た目がすっきりしている

使った条件は、気温0〜10℃くらいのライドで1シーズンです。

買ったもの:fizik TEMPO ARTICA GTX

項目内容
商品名fizik TEMPO ARTICA GTX(ブラック/ブラック)
購入時期・価格2025年10月、楽天市場で36,960円(税込)
防水・保温ゴアテックスの膜+内側は起毛の裏地
締め方甲はBOAダイヤル1つ+足首はマジックテープのベルト
クリート3穴(SPD-SLなどのロード用)
重さ片足 約319g(海外の販売ページの記載)

※価格は時期やショップで変わります。今の価格はリンク先で確認してください。

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シューズカバー時代の不満

冬用シューズを買う前は、夏用シューズにシューズカバーをかぶせていました。シューズカバーそのものは、以前「おすすめロードバイクのシューズカバー」でも紹介したように、手軽に足先を暖かくできる良いアイテムです。

ただ、毎回使っていると、次のような不満がありました。

  • 着けるのが面倒:シューズを履いてから、カバーをかぶせてファスナーを上げる。出発前のひと手間が地味に重い
  • 脱ぐのも面倒:コンビニ休憩や帰宅後に、またカバーを外す
  • すき間から冷える:クリートまわりなどの穴はふさげない(シューズカバーではカバーできない穴の対策も書きました)
  • 底が傷みやすい:歩くと、カバーの底がこすれて破れてくる

良かったこと①:脱ぎ履きがとにかく楽

いちばん良かったのは、これです。普通のシューズと同じように、履いてダイヤルを回すだけで出発できます。

甲はBOAダイヤル1つで締めて、足首はマジックテープのベルトで留めます。シューズカバーのように「履いてからもう1枚かぶせる」作業がありません。

fizik TEMPO ARTICA GTXを履いた足元を上から見たところ。BOAダイヤルと足首のベルト

冬の朝は、それでなくても出発までの準備が多いです。そのひと手間がなくなるだけで、寒い日に走りに行くハードルがかなり下がりました。

良かったこと②:そもそも暖かい

冬用シューズなので当然かもしれませんが、シューズ自体の保温性が高いです。

外側はゴアテックスの膜で、風や水が入りにくいつくりです。内側は起毛の裏地で、足を包み込むような履き心地です。

fizik TEMPO ARTICA GTXの内側。起毛の裏地

気温ごとの使い分け

私は末端冷え性なので、次のように使い分けています。

気温私の使い方
20℃以下迷わずこれを履く
5℃くらい(真冬)電熱ソックスや貼るカイロを組み合わせる
0℃以下そもそも乗らない
メモ
寒さの感じ方は人によってかなり違います。上の使い分けは、末端冷え性の私の場合です。真冬は、シューズだけで何とかしようとせず、電熱ソックスなどと組み合わせるのがおすすめです。

良かったこと③:クリートを後ろまで下げられる

これは買ってから気づいた、おまけの効果です。

ソールのクリート穴が前後に長く、クリートをかなり後ろまで下げられます。

fizik TEMPO ARTICA GTXのソール。クリート穴の前後の調整幅が広い

クリートを後ろ寄りにしたい人にとっては、シューズによっては調整の幅が足りないことがあります。このシューズは、その点で困りませんでした。冬用シューズを選ぶときに、クリート位置まで気にする人は少ないかもしれませんが、私にはうれしいポイントでした。

注意
クリート位置を大きく変えると、膝や足首への負担が変わることがあります。変えるときは少しずつ動かして、違和感がないか確かめてください。

良かったこと④:シューズカバーより長持ちしそう

シューズカバーは、歩いたときに底がこすれて、どうしても傷んでいきます。

冬用シューズは、靴そのものが冬向けのつくりなので、カバーのように底から破れていく心配がありません。まだ1シーズンですが、シューズカバーを何枚も買い替えるより長く使えそうだと感じています。

良かったこと⑤:見た目がすっきり

シューズカバーをかぶせると、足元がどうしてもぼてっとした印象になります。

TEMPO ARTICA GTXは、黒一色のすっきりしたデザインです。ハイカットのブーツっぽい形ですが、ロードバイクに乗っていても違和感がありません。

fizik TEMPO ARTICA GTXを履いてロードバイクのペダルに足を乗せたところ

足首まわりは伸縮する生地で覆われていて、タイツの裾と重ねても、すき間ができにくいです。

気になるところ

良いことばかりではないので、気になる点も書いておきます。

  • 値段が高め:シューズカバーと比べると、価格は1桁違います
  • 冬しか使わない:暖かい季節は出番がないので、置き場所も必要です
  • サイズは慎重に:冬は厚手のソックスを履くことも考えて、サイズを選ぶのがおすすめです。できれば試し履きしてください

こんな人におすすめ

  • 毎回のシューズカバーの着け外しが面倒な人
  • 末端冷え性で、冬の足先の冷えに悩んでいる人
  • 冬もロードバイクに乗る日が多い人

逆に、真冬はほとんど乗らない人や、年に数回しか寒い日に走らない人は、シューズカバーで十分かもしれません。

まとめ:もっと早く買っておけばよかった

  • シューズカバーから冬用シューズに替えて、冬のライドの準備がとても楽になった
  • シューズ自体が暖かく、真冬は電熱ソックスなどと組み合わせれば対応できた
  • クリートを後ろまで下げられるのは、おまけのうれしいポイント
  • 長持ちしそうで、見た目もすっきり
海沿いでロードバイクに乗り、fizik TEMPO ARTICA GTXを履いている足元

正直なところ、もっと早く買っておけばよかったというのが一番の感想です。冬もロードバイクに乗る人には、シューズカバーからの乗り換えを検討する価値があると思います。

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冬のロードバイクの寒さ対策は、ほかにも記事にしています。

ABOUT ME
つくはる
つくはる。地方在住のロードバイク乗り&3Dプリンタ愛好家。40歳手前からロードバイクに出会い、メタボ体型から脱却して以来ロードバイク歴15年以上。現在は「3Dフィット工房」の屋号で、3Dプリンタを使ったロードバイク関連オリジナル部品の設計・製造・販売を行っています。ブログでは実際に使った機材のレビューや自作パーツの開発ストーリー、副業・節約のリアルを等身大でお届けします。YouTube「つくはるガレージ」では、フィラメントの引張試験や自作パーツの試作を動画で公開しています。