ロードバイクは楽しい趣味ですが、数年間続けていくと乗り始めた頃のような楽しさや爽快感は徐々に薄れてくるように思います。走ったことがない道がどんどんと無くなり、初めて見る景色もいつしか毎度おなじみの景色になってしまいます。
1シーズンに数回はレース系のイベントに参加することで、モチベーションを維持しています。レースに参加することで得られるメリットについてまとめてみました。
レース系のイベントはモチベーション維持に最適!
レース系のイベントに参加するメリットは、自分の場合は以下の4つ。
- レースをターゲットに練習に身が入る。
- レースの結果から新たな課題が見つかる。
- 自分の成長(その逆もあるが)が分かる。
- 自分の力を出し切れる。
- レースに参加することで新しい人脈が広がる。
それぞれ開設していきます。
レースをターゲットに練習に身が入る。
レースと言うターゲットがあれば、それに向けて必然と練習にも身が入ります。参加するレースによって練習内容も変化することになります。
例えば、ヒルクライムなら上りを強化するために、必然的に峠での練習が多くなります。普段は、平地やちょっとしたアップダウンがある練習コースがメインでも、意識的に峠のコースが多くなるので、いやでも上りの走り(筋力や持久力)が強化されます。
またヒルクライムの場合は、重さが走りに大きく影響するために、減量への意識を向けることができる。期限がないダイエット・減量よりも、期限と目標があったほうが成功する確率が高くなるのは言うまでもありません。
自分の場合は、プロテインを積極的に取り入れたダイエット法を実践しています。
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また、エンデューロレースなら、その時間は休憩を少なくし、自転車上で補給を摂るなど、実践を想定した練習も行います。何度かレースに出ているのであれば、その時の平均パワーを目安にしながらの走り込みも効果的です。
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レースの結果から新たな課題が見つかる。
レースの結果に100%満足できることは正直なかなか無いと思います。何かしらの課題や反省点は付き物です。自分と思いや目標と現実のギャップを客観的にわかるのがレースので順位であったりタイムです。この差が分かることでまた、次なる目標や強化すべきところが見えてくるのもレース系のイベントに参加するメリットです。
自分の場合は、何といっても上りが圧倒的に遅いことが弱点であることに気が付かされます。この時の反省を活かし、減量に励む原動力としています。一方で、テクニカルなコーナーや下りや、下りからの上り区間などは得意としているので、それを活かしたレースの戦略を立てられるのもレースに参加するからこそわかることです。
また何といっても、レースで結果が出なかったという悔しさは、より一層速くなりたいというモチベーションにつながります。
自分の成長が分かる。
レース系のイベントでは、駆け引きも重要な要素となるロードレースやクリテリウムと、単純にタイムを競うヒルクライムがあります。
ロードレースやクリテリウムは、単純な速さもさることながら、レース中のポジション取りや仕掛けるポイントも重要な要素です。単純にレースは楽しいから参加する側面もありますが、一定のレベルが無いと、レースそのものを楽しむことも出来ません。先頭集団についていけないとただの練習になってしまうので。
また、ヒルクライムなどは前回のレースから自分がどの程度成長したのかタイムで明確に分かります。前回より成長したのか、それとも遅くなったのか?
自分の成長が感じらると、練習した甲斐がありますし、楽しい瞬間でもあります。
自分の力を出し切れる。
レース系に限った話ではないですが、大勢と走しると自分の力を出し切れることが多いですね。一人だと諦めてしまう場面でも、大勢と競っていると自分の限界を超える走りができたりするものです。アドレナリンが大量に出るせいだと思いますが、練習より強度が高くなるのは間違いありません。
自分に限った話かも知れませんが、限界近くで走るレースを経験すると、その後の走りも調子が良くなることが多いです。一皮むける的な感じします。中々練習では超えれない壁をレースだと超えれるのがレースに参加する利点の一つであることは間違いありません。
レースに参加することで新しい人脈が広がる
レースでいい勝負ができたり、レース中に協調してローテを回した入りすると、レース後にお互いを称えると言ったことも多々あります。
そこから、知り合いになったり、ストラバでフォローし合ったりと人脈が広がるのもいい刺激となります。特にストラバは、知り合った人が一杯練習していると、自分も練習する意欲が湧いてきます。そのため、知り合いが多いと、お互い良い刺激を受けあうのでモチベーションアップにつながります。
参考記事➤【ストラバの使い方】練習へのモチベーションが上がる便利なアプリ!
まとめ
ロードバイクの楽しみ方は人それぞれですが、速く走れるようになったり、体力が付けば付くほどロードバイクの楽しさは倍増する気がします。脚力があれば、辛い上り坂でも速く走れると、それだけで何だか楽しくなりますし、何人かで走っている場合も、自分の方が余裕があるほど、アタックを繰り返したりするのも楽しいものです。
逆に、思う様に走れないと、ただただ辛く苦しいだけになってしまいます。苦しいけど楽しいという状態は、過去の自分を超えた走りをしている時だと思っています。要は自分の成長を感じているときほど楽しいと感じると様に思います。
そのためは、練習は欠かせません。練習を続けるには、モチベーションを維持することが大切です。そのためのレース系イベントへの参加がもっともよい方法だと自分は感じています。