ロードバイクの行動範囲は広い!
とは言え、自宅からの出発だと行くところが限られます。
でも、車にロードバイクを積むことができれば、行動範囲がさらに広がります。
空母から発信する艦載機の如く、行動範囲が飛躍的に拡大します。
知らない場所をロードバイクで走るのは、新鮮でとっても楽しいもの。
車でのドライブや電車の旅と比べて、体全体で旅先の雰囲気を体感できるのがロードバイクの魅力です。
この記事では、ロードバイクを車に積む方法を、お手軽の方法から専用のスタンドを使った方法まで、紹介していきます。
ロードバイクの荷姿とサイズ
ロードバイクを載せる場合、ロードバイクの荷姿として以下の3つがあります。
- そのまま
- 前輪だけ外す
- 前後輪外す
フレームサイズが465の場合実測すると以下の寸法となります。
サイズはメーカによって多少違うので参考程度に
フレーム:465サイズ | 長さ | 高さ | 幅 |
そのままの状態 | 168 | 102 | 45 |
前輪を外した状態 | 151 | 96 | 45 |
前期後輪外した状態 | 125 | 92 | 45 |
前後輪を外すとかなりコンパクトになることが分かります。
高さはサドルの高さ次第。
背の低い車だと車内に積む場合はこのサドルの高さが曲者です。
ロードバイクを1台車に積む場合
ロードバイク1台の場合は、比較的簡単に積むことが可能です。
おすすめ車載法① バイクを倒して積む!
最も簡単な方法は、荷室と後部座席のスペースに前輪タイヤを外した状態で、ロードバイクを倒して積む!これだけ。ロードバイクが入りさえすればOKです。
ラゲッジスペースのみでは入らないことがほとんどなので、後部座席を倒せば大抵の車は乗せることが可能だと思います。
前輪を外すことで横幅が150㎝程度あれば十分詰めるでしょう。ハンドルを切ればそのままでも詰める場合も!
気を付けるのは自動車が汚れない様に、しっかり対策をすること。チェーンのオイルが着いたらなかなか落ちないので要注意!
チェーン、スプロケットにカバーを付けたり、ラゲッジスペースにクッションマットを引いておくとばっちりです!
空いたスペースに、ヘルメットやシューズ、空気入れなども入れることができます。
- 汚れ対策さえしっかりしておけば簡単に詰める!
- 1台のみの場合に限る。
おすすめ車載法② 立てて積む!
立てて積む!
車の室内が高ければ、自転車を立てて積むことができるのでスペースを有効活用できます。つまり、複数人、複数台での遠征が可能になります。
方法は二つ。
- 専用スタンドを使用して普通の向きで立てる
- 裏返しにして立てる方法。(固定方法が難しい)
①専用スタンドを使用する。
もっともポピュラーな積み方で、イベント時によく見かけます。
2台程度ならこの方法が最も簡単で、フロントタイヤを外して、専用スタンドにロックするだけ。
1台用から3台用までありますが、3台同じ向きはかなり横幅を大きい車むけです。
少しでも安く仕上げたい人には、フォークマウントのみ購入し、木材に取り付けると、自分の車に合った専用スタンドを作ることが可能です。
木材は合板をホームセンターなどで自分の車に合わせたサイズにカットしてもらえば簡単に作れます。
後は、穴を開けて裏面に鬼目ナットを打ち込めば、ボルトで取り付けて完了です。鬼目ナットを使えば裏面がフラットにできます。鬼目ナットの場所をテープなどを貼り付けておけば車に傷を気づ付ける心配もありません。
②前後輪外して積み込む
ラゲッジスペースが限られる車の場合は更にロードバイクの荷姿を小さくする必要があります。
その場合は、前輪だけでなく後輪を外すことになります。
後輪を外すとそのままでは自転車が安定しないので、ミノウラのリアエンドサポート3がおすすめです。台数が増えとその分だけ用意する必要があるので、金額的には少し高くなります。
③逆さにして積み込む
安くロードバイクをたくさん積み方法としては、この逆さに積む方法があります。
前後輪を外した状態で、ロードバイクを互い違いに積み込むことで最大限スペースを有効活用できます。
難しいのは走行中にロードバイクが倒れたり、ロードバイク同士が接触して傷が着かない様にしっかり固定、養生すること。
ロードバイクの台数が多いほどロードバイクが動くスペースがなくなるので安定しやすくなります。その分知恵の輪状態になります。
特にペダルの部分が隣のフレームに当たらない様に注意が必要です。
ラゲッジスペースは後部座席に!
セダンなどそもそもラゲッジスペースが狭い車は後部座席に積むという方法もあります。
車内がだめなら社外へ積む!
車内がだめなら外に積む方法もあります。おすすめは、走行中にバックミラーで確認できるリアに取り付けるタイプ。車内が広く使えるのがメリットですが、高いロードバイクなので、細目に緩いがないかチェックする方が良いでしょう。
最後は、車の上に積む方法です。サイクルロードレースでよく見かけるサポートカーみたいなカッコよさがあります。
軽ハイトワゴンならこんな技も!?
ダイハツタントなど背が高い車なら、強引にそのまま載せる手もあります。
車が汚れない様に、ロードバイクにカバーを被せそのまま積む!
1台、一人ですが気軽に積み込めるのが良い所。
ハイエースは最強トランポ!
番外編としては、ハイエース。トランポと言えばハイエース。
大人4人、ロードバイク4台でも全然余裕です。しかもそのままロードバイクを積むことが可能です。
しかも、ロードバイクをおろせば、荷台スペースで着替えも楽々!