ロードバイク車載法

ロードバイクの車載方法!車内への固定方法は?車種別に解説!

ロードバイクを始めて間もない時は、どこを走っても新鮮で楽しいと思います。しかし、段々と自走で行ける所は大体網羅してくると思います。

そんな時は、車にロードバイクを載せて遠征に出かけると、いつもとは違う風景や食べ物など新しい出会いがあったりします。

管理人
管理人
遠征は知らないところを走るワクワク感がある!

また、イベントなどに参加する時も、近場なら自走もありですが、

大抵はロードバイクを車に積んで行くことになります。

そんな時に悩むのが

ロードバイクを車載する時に車内にどうやって固定するのか?

と言うことです。

ロードバイクを車載時の固定方法を紹介していきます。

ロードバイクの車載・固定方法

固定する方法は自分が知る限りでは大きく5つ程度あります。

ロードバイクの車載・固定方法
  1. 前輪を取り外し、フロントフォークを固定する。⇒天井がある程度高い車向け
  2. 前後輪を取り外し、フロントフォークを固定、リアはスタンドで浮かす。⇒大抵の車に適用可能
  3. 自転車を逆さにして固定する。⇒大抵の車に適用可能だが、車を汚す可能性あり。要注意。
  4. 前後輪を取り外し、バックに入れて固定!⇒セダンでも車載可能。
  5. 自転車カバーを装着し強引に載せる⇒軽での車載可!
  6. 何も取り外さずに固定する。⇒ハイエースなど限られた車のみ可能

それぞれの特徴とメリット・デメリット、具体的な方法を紹介しています。

①前輪を取り外し、フロントフォークを固定する。

特徴フロントフォークを固定する方法で、最もよく見かける車載方法。
メリットフロントタイヤのみ外せばよいので作業が簡単。
デメリット高さが低い車では、入らない。FITなどのコンパクトカーではそもそも入らない可能性あり。
価格帯市販品なら、1台用で7000円前後。
DIYなら3000円程度で制作可能。
適用車種ボクシーやノアなどの車内空間が高い車向け。FITなどでもシートポストの高さ次第では積み込み可能。

最もよく見かける方法です。

フロントタイヤは、ブレーキを緩め、クイックリリースを外すだけで簡単に取り外しが可能です。初心者や女性の方でも簡単に取り外しが可能です。

車への固定は、専用の車載器を使用すると簡単です。外したホイールの代わりに、車載器へフロントフォークをクイックリリースで固定するだけで、ロードバイクを固定することができます。

これだけでは、車がカーブする時にズレたりする恐れがるので、シートやヘッドレスト、などに、ゴムバンド等を引っ掛けてロードバイクを固定すると安全です。

ミノウラのVERGOがおすすめです。積む台数によって種類があります。

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市販品は使い勝手は抜群ですが、少々高いのがネックです。

DIYが得意な方は、クイックリリースの部分のみ購入して、あとは2×4などの木材に取り付けて自作するのがおすすめです。

自作ベース!合板にフォークマウントを取り付け
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上の写真はフォークマウントと合板をすれば自作で固定ベースを作成することも可能です。

作り方はいたって簡単で、

合板を車に合わせてカットして、フォークマウントの取り付け位置に穴をあけます。

※合板は自分の車のサイズを測って、ホームセンターでカットサービスを使えば工具がなくてもカットしてくれます。

穴に下記の鬼目ナットを取り付けて、ボルトで固定すれば、簡単に作ることが可能です。

②前後輪を取り外し、フロントフォークを固定、リアはスタンドで浮かす。

特徴前後輪ともに外し、フロントフォークを固定し、チェーンリングやリアディレーラ等が床に接触しないよう、リアエンドにスタンドを付け持ち上げる固定方法。
メリット前後輪取り外すので、ロードバイク自体の高さを抑えられる。背の低い車でも積めるのがメリット。
デメリット前後輪ともに外すので積み込みや、下した後の準備が面倒。フロントの車載器に加え、リアエンドを持ち上げる専用のスタンドも用意する必要がある。
価格帯こ市販品なら、1台用で11000円前後。
適用車種大抵の車で車載が可能。

背の低い車にはこの方法が一般的

リアタイヤも外す必要があるので、少し面倒ですが、慣れれば問題ないと思います。この方法も、自転車は固定しておく必要があります。

ミノウラのリアエンドサポート3がおすすめです。台数が増えとその分だけ用意する必要があるので、金額的には少し高くなります。

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③自転車を逆さにして固定する

出典:http://murappy.blog14.fc2.com/blog-entry-1011.html

特徴専用の車載スタンドなど使用せずに、前後輪を取り外した状態でロードバイクを逆さにして積む方法。
メリット専用のスタンドを使わなくて良いので安く済む。スタンドがない分コンパクトに積める。普通車なら横向きで積むことが可能
デメリット厚手の毛布などでしっかりと自転車を保護しないと、車が汚れたり自転車が動いたりするので要注意。積み下ろしも気を付けないと、普段と違う方向なので車にぶつけたりする危険性あり。
価格帯要らない毛布などがあれば基本無料
適用車種大抵の車で車載が可能。

ちょっと強引ですが、意外とたくさん積むことができます。その反面、チェーンのオイルなどが車につかない様に慎重に作業する必要があります。ロードバイクに傷が付かない様に毛布や段ボールでしっかり養生をしましょう。

この方法を応用すると、横向きに置くことも可能です。1台のみなら横に置くのもありですが、他の荷物が置けないので、1台一人ならありかもしれません。(高級オープンカーに横向きに積んでいる人を見たことがあります。)

車の汚れを防ぐために、ペット用のトランクマットを使用する手もあります。滑り止めが付いているのでカーブや急ブレーキ時の荷崩れを防いでくれます。また、ロードバイクを積むときにうっかり車にぶつけて傷が付くのも防止してくれます。

また、チェーンが車内へ接触するとオイルで汚れてしまうので、カバーをするといいと思います。

④前後輪分解しバックに入れて固定する。

固定するキャリアなどは使わない新しい発想の固定方法。トランクが狭くてロードバイクを入れられないセダンタイプにもおすすめな方法がこれ!

詳細は『ロードバイクの車載方法。セダンでも安心!後部座席に積む方法!』の記事で紹介しています。

前後輪を取り外してバックにいれて、自転車を逆さまにしてバックに収納。

この状態でセダンなら後部座席に入れて、ヘッドレストを利用して固定して終わり。車種によってはペダルを外さないといけないかもしれませんが、なかなかの便利グッズ!

⑤何も外さず自転車カバーを被せて積み込み

トールワゴン系の車に限定されますが、前後のホイールを外すことなく載せることも可能です。写真はダイハツのタントですが、助手席が前方にも大きくスライド可能なのでそこに後輪を入れて、後部座席を倒せば、ロードバイクを載せることが可能です。

ロードバイクの固定は、後部座席のハンドルなどを活用して固定すればしっかり固定できます。

ここがポイント!

ロードバイクを車に乗せる際の注意点として、チェーンのオイルがあります。チェーンオイルが車のシートに付着すると大変です!

また、走った時に付着する泥や砂なども車内に持ち込みたくないところ。

そこで、ストレッチ素材のカバーで自転車を覆うことで車内を汚れから防ぎます。

難点は、1人-1台しか積めないこと。大勢で移動したい時には向いていません。

⑥何も取り外さずに固定する。

特徴積める車は限られますが、そのまま積み込めるのでストレスフリー。
メリット積み込み、荷下ろしともに2~3分で完了。お手軽!
デメリットそもそも、これができる車は限られる
価格帯スタンドを利用するなら3000円程度
適用車種ハイエース、キャラバン、軽トラックなど

ハイエースなどの荷室が広くて高い車にはそのままロードバイクを積むことが可能です。フロント部分をスタンドなどで固定するか、壁際に寄せて、ゴムバンドや要らなくなったタイヤチューブで固定する方法です。

スタンドは車輪を差し込んで止めるタイプのものを用意すると便利です。ただし、このスタンドのみだと道中から必ずロードバイクが倒れたりするので、本体を固定する必要があります。

もう一つは、上記スタンドの要領で前後輪を挟む様に木材でスタンドを作るとベストです。図が雑でごめんなさい(;^_^A

軽のハイトワゴンに積む場合はこの記事で紹介しています。↓

自転車の固定方法(タイヤチューブが安くて調度よい!)

車に積んだ後は、走行中に自転車が動かない様に固定しておく必要があります。固定には、パンクして使わなくなったチューブがとても便利です。空気を入れる部分をカットして使います。

ゴムなので自転車や車を傷つけることもなく、車のシートや取手に括り付けておくと良いでしょう。

まとめ

ロードバイクを車載する方法は、

ロードバイクの車載・固定方法
  1. 前輪を取り外し、フロントフォークを固定する。⇒天井がある程度高い車向け
  2. 前後輪を取り外し、フロントフォークを固定、リアはスタンドで浮かす。⇒大抵の車に適用可能
  3. 自転車を逆さにして固定する。⇒大抵の車に適用可能だが、車を汚す可能性あり。要注意。
  4. 前後輪を取り外し、バックに入れて固定!⇒セダンでも車載可能。
  5. 何も外さず自転車カバーを被せて積み込み
  6. 何も取り外さずに固定する。⇒ハイエースなど限られた車のみ可能

最後に

いずれもの方法も、車が汚れたり、ロードバイクが傷が付かない様に毛布や段ボールで十分に養生するのと、しっかりと固定することが必要です。

※当然ですが、自己責任でお願いします!

ABOUT ME
つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。