ロードバイクの車載映像を撮影するにはGoProがとても便利です。迫力ある映像が撮影でき、かつ、サイコンのデータも簡単に表示させることが可能。
ただし、長時間の撮影にはバッテリー容量が全然足りません。
そのため、長時間の撮影にはモバイルバッテリーで充電が欠かせません。撮影の頻度が低ければ、以前紹介したシリコンバンドでモバイルバッテリーを固定する方法がお手軽かつ安価にできます。
関連記事➤【GoPro7】ロードバイクで充電しながら撮影時間延長する方法!
しかし、耐久性を考えるとシリコンバンドでモバイルバッテリーを固定するのは少し不安があります。
そこで、少し値段が高くなりますが、モバイルバッテリーをしっかり固定する方法を紹介します。
レックマウントを使用した方法!
ロードバイクのマウントで人気のレックマウントさんで調べてみると、モバイルバッテリーを固定する為のアダプターがありました。
それが、GP-Light4。円筒状の物を固定できるアダプターで直径22.2㎜~32㎜まで対応しています。基本的にレックマウントの製品に取付けて使用します。
パッケージと中身はこんな感じ
GP-Light4を取付けたのは、レックマウントのタイプ19。汎用タイプのマウントです。
いきなりですが、装着した感じはこんな感じ↓
レックマウント:タイプ19+GP-Light4
上の写真の様に、サイコン(パイオニア:SGX-CA600)の下に、CATEYEのVOLT400とGP-Light4により取付けたモバイルバッテリー(5000mAh)となっています。
円筒形で探した中では一番容量が大きいモバイルバッテリーです。5000mAhあるので5時間程度は撮影時間を確保することが可能です。(撮影モード:1080p60の場合)
安価な方法として、シリコンバンドでの固定も問題はありませんが、耐久性や安心感はGP-Light4は抜群ですね。
モバイルバッテリーはバンドで固定!
シリコンバンドでも十分固定は可能です。取り付けも工具なしで簡単!
シリコンバンドでの固定(安くてお手軽!)
マウントはTacx製のものを使用していますが、同じレックマウントのトップキャップマウントもおすすめです。Tacx製はワンタッチで取り外しが可能なので、車載映像の他に、風景など撮影するときに気軽に取り外せるのが利点です。
(Tacx製のマウントは国内通販では見当たりません。海外通販サイトのbikeinnで購入:関連記事➤【GoProマウント】Tacx製ハンドル&サドルレールマウント!)
レックマウントにバッテリーを取付けるのでハンドル周りはスッキリ!
バッテリーとGoProをつなぐUSBケーブルはいろいろ試しましたが、L字型が一番しっくりきますね。長さは20cmだとギリギリ届かないので25㎝がベスト。
USBケーブルはL字型(25㎝)を使うと見た目と長さがピッタリ!
ここで使用しているのは、AMAZONで購入したケーブルです。
注意点
ハンドルの上にGoProを付ける場合は、今回紹介した方法での取り付けが長時間の撮影、ライトの装着もできベストな構成だと思っています。ハンドルの上に付けると、ロードバイクに乗っているときの視覚に近いのでより臨場感のある映像が撮影できます。
しかし、前傾姿勢を深くするとカメラが少し邪魔になるのが難点です。その場合は、カメラをサイコンの下にGoProを取付けるのですが、残念なことに今回紹介したGP-Light4ではGoProと干渉して取り付けができませんでした。
サイコン下にGoProを取付けるとモバイルバッテリーが干渉する。
これを回避するには、サイコンの下にマウントを2つにできるダブル用ベースアダプタを使えば寸法的に入りそうです。(実際には試していませんが・・・)
まとめ
ロードバイクでGoProなどのアクションカメラを長時間撮影するためには、モバイルバッテリーは欠かせません。今回のレックマウントのタイプ19+ライトアダプター+GoProマウントを併用することで、サイコン、ライト、GoPro、バッテリーが綺麗に取り付けが可能で、長時間撮影が可能になります。
シリコンバンドでは不安だと思う人には今回の方法がベストではないかと思います。レースなどイベントではしっかり固定することが求められるのでこちらの方法が良いかと思います。