ロードバイクを始める上で悩ましいのが、どのバイクを購入すれば良いのか?
メーカは沢山あるし、一般的な常識からするとそれって自転車の値段?と面を食らうことがしばしば。6年前に始めた自分も、ロードバイクショップを訪ねた時に、付いていた値札に思わずドン引きしたのを覚えています。
この記事では、ロードバイク初心者で、いつかはヒルクライムなどのレースに参加してみたい、速くなりたいと思っている人におすすめのロードバイクはどれか、独断と偏見で紹介してみたいと思います。
2020モデルでおすすめのロードバイクは?
ロードバイクの価格は、最低でも10万円以上はする高額なものです。上を見ると再現がないですが、2019のツールドフランスで優勝したエガン・ベルナル選手が乗っていたロードバイクはなんと137万円!もするようです。(ホイールなどもろもろ含めるともっと高額ですが・・)
初心者がそんな高額なものは当然買わないと思います。おすすめは20万円台のロードバイクです。できればカーボンで105以上のコンポがおすすめです。
ロードバイクに乗りたい理由により、選ぶべきバイクは違ってくると思いますが、レースなど将来的にしたいのであれば、おすすめしたいロードバイクは、GIANTのパワーメータ付きのモデルがお値段以上の価値があると思います。
ロードバイクほど数値化できるスポーツは他にない!
人間が行うスポーツは、自分の能力や状態をリアルタイムに数値化できることは少ないと思います。陸上では、タイムや距離といった結果系は当然数値で表せますが、脚力がどれくらいかなど、測れないですよね。
ロードバイクは、ペダルを漕いで自転車を走らせるので、この漕ぐという力をパワーと言う数値で測定できる面白いスポーツです。そのため、このパワーで大体の自分の実力や、自分の成長がゲームの様に数値化することが可能です。
そのためには、パワーメータという測定器が必要になります。私自身、このパワーメータを付けてから、自分の成長具合は、練習の強度や成果を数値的に捉えられる楽しさが加わりました。当然これは、速くなるための重要な情報となる訳です。
ただ単純に早くなるという目標と違って、最低でもパワーをこれぐらいに付ける!とより具体的な目標ができ、その進捗を把握できるのがパワーメータの良いところです。
競技を目指すなら、パワーメータは現時点ではもはや必須と言ってもいいでしょう。
そんなパワーメータが初めからつけているのがGAINTと言う台湾メーカのロードバイクです。パワーメータ自体、10万円以上はする高価な測定器です。
参考資料➤【実録】パイオニア パワーメータ!フォームの改善で速くなった話!
おすすめのロードバイクは【TCR ADVABCD】!
21万円(税抜き)にも関わらず、カーボンフレーム、コンポは105、そして左側クランクにパワーメータを装備!
21万ながらパワーメータ付き!で105。
他社でエントリーモデルでカーボンとなると、PinarelloならGANで29万円(税抜き)、トレックならÉmonda SL 5 Discで28万円などかなりの価格差があります。20万円でさがせばいろいろとメーカはありますが、パワーメータ付きはありません。
パワーメータ付きを買うべき理由は?
ロードバイクはショップでバイク本体を購入しても、関連アイテムを揃えるだけでも結構な金額になります。恐らく、始めにパワーメータ付きのロードバイクを買わないとパワーメータを買う時期はずっと後になることでしょう。
具体的には、バイク以外で購入必須なものは、最低でも以下の様なものがあります。
- SPDペダル :4,000円前後
- ヘルメット :8000円前後
- リアライト :1000円前後
- フロントライト :5000円前後
- SPDシューズ :10,000~12,000円前後
- レーパン :7,500円
- ジャージ :6,500円
- 携帯空気入れ :2,000円前後
- タイヤレバー :500円前後
- 予備チューブ :500~1,000円前後
- ボトルゲージ :2,000円前後
- ツールケース :1,500~2,000円前後
- サイコン :40,000円前後
合わせて、ざっと9万円は掛かります!
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レーパンやジャージ洗濯のために複数枚は必要ですし、気温が下がると防寒着などいろいろと必要になってきますので、高額なパワーメータの優先度は低くなり、なかなか購入する踏ん切りがつかなくなるでしょう。
パワーメータを始めからつけておけば、自分の成長度合いが数値となって表れるので、モチベーションも自然と高まることでしょう。
乗り始めてすぐの時は、何キロ走った、何キロ出たというのは指標となりますが、実際同じコースでも風向きによって時速は全然違ってきます。一方で、パワーメータなら、数字で判断できるので、頑張り具合が分かりますし、長距離を走る場合はペース配分も容易になります。
まとめ
6年前にもし、パワーメータ付きのロードバイクがあれば購入したかったと言うのが素直な気持ちです。走るだけでも十分に楽しいロードバイクですが、始めて1~2年目は成長の曲線が急激に上がる時なので、ドラクエ的な数値の成長も味わえることでしょう。
ただし、あくまでもレース志向のある人は早くなりたいと思う人の話です。まだ自分にロードバイクが果たして合う趣味なのかわからない状態なら、無くても十分に楽しめると思います。
一つ言えるのは、この記事で紹介したTCR ADVABCDは驚異的なコスパと言えるでしょう。