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おすすめ携帯ポンプ【airbone】7気圧までポンピングしてみた!

ライド中のパンク時の強い味方が携帯ポンプ。ツール缶の中に収納できて、かつ7気圧まで対応のair bone(エアボーン) スーパーミニポンプ。

サイズについては間違いなくおすすめできる携帯ポンプです。CO2ボンベと併用している方も多いのではないかと思います。

今回は、このair bone(エアボーン) スーパーミニポンプのみで実際7気圧まで空気圧が入るのか、また何回ポンピングすればよいのか試してみました

また比較として、ツール缶には入らない少し大きめのシマノパフォーマンスも試しています。

携帯ポンプ 7気圧まで何回ポンピングが必要

ポンピング回数と空気圧のグラフ

実際に7気圧(bar)まで入れるのに必要なポンピング回数は以下の回数でした!

携帯ポンプ 7気圧まで何回ポンピングが必要

air bone:900回で6.90気圧(bar) 25分も掛かった( ;∀;)

シマノパフォーマンス:250回で7.28気圧(bar)

感想:air boneで900回のポンピング二度とやりたくない(-_-;)

CO2ボンベと併用がおすすめ!

では体を張った実験の詳細を説明していきます!

測定方法

測定方法は、ミシュラン PRO4の25Cタイヤの空気圧を抜けるだけ抜いてからスタートします。一定の回数ポンピングしたら、パナレーサーのデジタルゲージで空気圧を測定しました。

↓ まずは完全の空気を抜く ↓

タイヤの空気を完全に抜く

その後は、2つの携帯ポンプで一定回数ポンピング後にパナレーサー 空気圧計を使用して空気圧を測っていきます。

パナレーサの空気圧はエア漏れない計測できる優れものです。詳細は『ロードバイクの空気圧:パナレーサーのデジタルゲージはマジ使い易い!』で紹介しています。

パナレーサ空気圧計

air bone スーパーミニポンプの検証結果

air bone スーパーミニポンプは、全長99㎜、59gと非常にコンパクトなポンプです。しかも、最大7気圧(bar)まで対応

ツール缶に入れても邪魔にならないので携帯性は抜群です。下の様にスッポリとツール缶に収まります。

基本このスーパーミニポンプで7気圧まで入れることはありません。推奨する使い方は、CO2ボンベを使う前段階として、少し空気を入れるために使います。また、万一CO2ボンベが無くなった場合の最悪のケースにのみこのボンベを使います。

今回はこの最悪ケース時に空気をきちんと入れれるのか検証しました

管理人
管理人
パンクする時って、1日に何回もパンクするのは何でだろ~w
スーパーミニポンプの使い方

①仏式バルブを緩める。

スーパーミニポンプの使い方 使い方①バルブを緩める

②バルブにアダプターを付ける(ねじ込む)

スーパーミニポンプの使い方 使い方②アダプタ装着

③ミニポンプの口金をアダプターに装着(ねじ込む)

スーパーミニポンプの使い方 使い方③口金をねじ込む

④手のひらで押さえながらポンピング開始!スーパーミニポンプの使い方 使い方④ポンピング

後は、④を繰り返しならが、空気を入れていきます。今回は、ポンピングを切りの良い回数で止めて、その都度パナレーサーの空気圧で測定しました。

結果はすでにお見せした通りですが、900回ポンピングすることで約7気圧(bar)まで到達しました。ミニポンプなのに凄い性能ですね。

ただし、正直700回を超えたあたりから、ポンピングに力を要します。800回以上はもうほとんど筋トレ状態です。なのでライド中は700回程度が限界かもしれません。

900回のポンピングに要した時間はおおよそ25分。途中エアゲージで測定しているのもありますが、休みながらでないとポンピングを続けるのは難しいです。

ちなみに素手でポンピングするとかなり手が痛くなるのでグローブをしてポンピングした方が良いです。

エアボーンもどきのポンプだと600回、5barで断念しました。

シマノ プロ ミニポンプの検証結果

シマノ プロのミニポンプですが、私の持っているモデルはすでに廃番の様です。

全長は28㎝程度あるのでツール缶には入りません。フレームにブラケットを装着して取り付けるか、背中のポケットに入れて持ち運ぶ必要があります。ロードバイクを始めた頃に購入し、ブラケットで取り付けていましたが、美しくないので使わなくなりました。

でも流石シマノです。取っ手部分があり、作りがしっかりしているのでポンピングも力が入れ易く使い勝手は申し分なしです。

シマノ プロ 携帯ポンプ サイズ① シマノ プロ 携帯ポンプ サイズ②
シマノ プロ ミニポンプの使い方

①仏式バルブを緩める。

スーパーミニポンプの使い方 使い方①バルブを緩める

②金口を差し込み、レバーをロック

③取ってを起こしポンピング

ポンピングの結果は、250回で7.28気圧まで入れることができました。取ってがあるので非常に楽に入れれますが、200回を超えた辺りからはやはりポンピングが重くなります。

250回のポンピングに要した時間は8分でした。流石に早いです。

ポンピング回数と空気圧のグラフ
【シマノPRO】(シマノプロ)ミニポンプ パフォーマンス 2-WAY【携帯ポンプ】【空気入れ】(自転車) 8717009332002
by カエレバ

ポンプのサイズとポンピング回数について

[quads id=2]
ポンプのサイズが大きいほど一度で沢山の空気を送り出すことができるのでポンピング回数を少なくできます。今回使った、air bone スーパーミニポンプは小さい分ポンピング回数が900回も必要になりました。

理想の携帯ポンプとしては、ツール缶に納まる中でサイズが大きいものが良いと思いますが、そもそもCO2ボンベを使えば楽に空気を入れることができるので、おすすめは断然CO2ボンベです。

ポンプだけで入れるならシマノ PROのツールセットがコスト的にも魅力的です。おすすめは、スーパーミニポンプを補助的に使い、CO2ボンベで最後まで圧を入れるのがベストです。

そんな使い方を想定した携帯ボンベもあるので、これは便利ですね。

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最適な空気圧は?

ロードバイクの空気圧は標準で7気圧とよく言われますが、タイヤの幅でも最適な空気圧は異なります。今回は無理やり7気圧まで入れましたが、自分の体重や使用しているホイール、タイヤで最適な空気圧は異なります。

最適な空気圧については、『ロードバイクの最適空気圧はいくら?また空気圧は前後で変えるべき?』の記事で紹介しています。

まとめ

実際に7気圧(bar)まで入れるのに必要なポンピング回数は以下の回数でした!

携帯ポンプ 7気圧まで何回ポンピングが必要

air bone:900回で6.90気圧(bar)

シマノパフォーマンス:250回で7.28気圧(bar)

感想:air boneで900回のポンピングは二度とやりたくない(-_-;)

ABOUT ME
つくはる
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。 最近は、3Dプリンタでオリジナル部品の製作や販売も行っています。