ロードバイクの空気圧の話です。いままであまり気にしていなかったので、そんなに重要ではないと思いながらも、気になり始めるとみょーに気になる。
実際、高ければ高いほど抵抗が減って速く走れると言うイメージしかなったのですが、乗り心地を犠牲にしてまでの効果は無さそうだと、いろいろ検証してわかってきました。
興味がある方は『タイヤの空気圧で負荷はどれくらい変わるか』をどうぞ!
そうなると、最適な空気圧ってどのくらいなのか?最近はライドするたびにセッティングを変えて試してみているところです。
だけど、そもそもフロアポンプでは細かいセッティングはし難いし、設定圧まで入れた後に金具を外すと、
『プシュー!』( ゚Д゚)!? って外れますよね。
この時に結構空気が抜けていませんかね?本当に設定通りの圧になったのかいつも疑問に感じていました?
確認使用にもう一度金具を指すとエアーが漏れるので正確には測れないし・・・
なのでちゃんとした空気圧計を購入することにしました。そのレビューと、空気圧計を使って、フロアポンプで設定した空気圧はどのくらいの精度なのか調査してみました。
パナレーサーのデジタルゲージはマジ使い易い!
タイトル通り、ネット評判の良いパナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージを購入しちゃいました。まずは、この空気圧計のレビューからです。まずは簡単に感想をまとめると
- 精度は±0.1barと高精度
- エア漏れなく外せる!(ほぼ測定した値に設定できる)
- ヘッドが180度回転する!
- リリース機能があるので微調できる。
- 測定モードと調整モードが便利
早速、詳しく説明していきます!
①精度は±0.1barと高精度
測定器なので、まずは精度が大事なのは言うまでもありませんが、取説によると
大体ロードバイクの空気圧は6~7BAR当たりなので、1.4%の誤差なので必要十分な精度ですね。
②エア漏れなく外せる!(ほぼ測定した値に設定できる)
このゲージの最も気に入っているところは、測定後にゲージをバルブから外す時にほとんどエア漏れがないところがいい!フロアポンプの様にプシュ!ってことにはなりません。
試しに、一度外して再度測っても、空気圧は0.00~0.02BAR程度しか低下していないので、測定した値とほぼ同じセッティングが可能となります!
これって非常に重要です。一度使うだけで頼れる奴って感じます!
③ヘッドが180度回転する!
バルブの位置によって、液晶ディスプレイが見えにくいこともあると思いますが、なんとこのヘッド部が180度回転します。
これによって、ベストな位置で空気圧を調整できます。よく考えられています!
④リリース機能があるので微調できる。
肝心のエア調整ですが、ヘッド部にある圧力調整ボタンをぽちっと押すと、反対側にある空気排出孔から空気が抜けてくれます。
なので、設定したい空気圧より若干高めにフロアポンプで空気を入れておき、この空気圧計で調整するといった使い方が可能です。これで狙いった通りの空気圧にセッティングが可能となります。
狙い通りに設定できるのでほんと気持ちい良いですね!
⑤測定モードと調整モードが便利
調整するときは、リニアに値が変わってくれる調整モードに、空気圧を測るときは、空気圧をピークホールドしてくれる測定モードの2通りのモードがあります。
モードの切り替えも簡単で、左のボタンを長押しすることでモード切替ができます。
調整モードにするには、左ボタンを長押し、液晶ディスプレイが『CAE』⇒『AJS』と表示されればOKです。
測定モードも同様に、左ボタンを長押し、液晶ディスプレイが『CAE』⇒『CAL』と表示されればOKです。
⑥その他の機能
その他の機能として、米式と仏式に対応しています。ロードバイクになっていると米式使いませんが、、、
また、暗い所でも使える様に、液晶ディスプレイにバックライトが搭載されていますし、LEDライトもあるので至れり尽くせりです。でも自分には暗いところで使うのはあまりないような・・・あ!イベントなど早朝の暗いときには使うかも!?
後は、自動で電源が切れるオートオフ機能の備わっています。大体60秒程度で切れる様になっています。
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フロアポンプの精度確認!そこそこ正確だがばらつきあり!
使い易いパナレーサーのデジタルゲージを使って、いままでの空気圧の設定がどれくらいの精度だったのか検証してみました。
フロアポンプは、お気に入りのパナレーサのフロアポンプです。
検証の方法は、まず今まで通りフロアポンプのゲージで狙いの空気圧に設定します。その後で、デジタルゲージの測定モードを使って空気圧を測定します。デジタルゲージは2回測定し、測定後の漏れ量がどの程度かも同時に測っています。
狙い空気圧 (BAR) |
フロアポンプで調整後 (BAR) |
デジタルゲージで測定2回目 (BAR) |
5.0 | 4.96 (-0.04) | 4.94 |
6.0 | 5.97 (-0.03) | 5.95 |
6.2 | 6.12 (-0.08) | 6.10 |
6.4 | 6.32 (-0.08) | 6.30 |
6.6 | 6.44 (-0.16) | 6.44 |
6.8 | 6.68 (-0.12) | 6.68 |
7.0 | 6.89 (-0.11) | 6.87 |
8.0 | 7.81 (-0.19) | 7.80 |
結果は、フロアポンプでも以外と精度よく測れていますが、やはり狙いより低めになっていました。
これってやっぱり、金具を外す時の『プシュー!』( ゚Д゚)!?が影響していそうです。
また6.6BARのところは、0.16BARも違うのでやはりばらつきは多そうですね。ゲージも小さいのでピッタリ合わせるには、やはり空気圧計を使った方が正確なのは確かな様です。
まとめ
タイヤの空気圧に拘るなら空気圧計は使わないと正確には測れないことが良くわかりました。
趣味レベルでどこまで、空気圧を正確に合わせる必要があるのかは不明ですが(;^_^A
でも検証するときに、タイヤの空気圧は正確に合わせることができそうなので買ってよかったかなぁとは思います。
- 精度は±0.1barと高精度
- エア漏れなく外せる!(ほぼ測定した値に設定できる)
- ヘッドが180度回転する!
- リリース機能があるので微調できる。
- 測定モードと調整モードが便利