毎年、冬の時期になるとロードバイクにガラスコーティングを施工しています。今年もその時期になったので、ガラスコーティングを施工しました。
もちろん、お店に出すのではなく、自分で施工します。
使っているガラスコーティング剤は、ピカピカレインという自動車用のものです。今回で4回目の施工になります。
その手順を簡単に紹介していきます。
ロードバイクにガラスコーティング!ピカピカレインを施工しました!
車への施工手順は、動画で紹介されています。↓
ロードバイクへの作業の手順は以下の通りです。
- 洗車で綺麗に!
- 水分を拭き取りしっかり乾燥!
- 取れる部品は取っておく。(クランク、ボトルホルダー)
- 汚れがひどい所はコンパウンドで磨く
- 脱脂
- ガラスコーティング実施
- 12時間放置
それでは、実際の工程の紹介です。
①洗車で綺麗に!
・普段洗いにくい所も念入りに洗う!
・洗車後はしっかりと水で洗い流す!
まずは表面の汚れを綺麗にしていきます。カーシャンプーや家庭用洗剤でもOK。今回はコーティングをするので、前後輪ともに取り外して、普段洗っていないことことも念入りに洗います。特にシートチューブの裏の部分やフロントフォークの裏側は念入りに洗います。汚れが残ているとその上にコーティングすることになるので、しっかり洗います。
この時にチェーンも同時に洗っておきます。あとでクランクを外すので汚くならない程度で洗っておきます。
↓ メンテナンススタンドを使って洗車(傷防止でウエスを巻いてます) ↓
洗った後は、水で洗剤分が残らない様にしっかりと洗い流します。
メンテナンス時や、洗車時にメンテナンススタンドがあると非常に便利です。私はパークツールのメンテナンススタンドPCS9を使っています。スチール製なので結構がっしりしていて安定感があります。CRCでセール時に1万円程度で購入しました。
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スタンドが軽い方がいい方はMINOURAが人気です。
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②水分を拭き取りしっかり乾燥!
・水分をしっかり拭き取る!
ガラスコーティングは水分を嫌いますので、しっかり水分を拭き取ります。フロントフォークの付け根の部分などの隙間もしっかりと水分を拭き取っておきます。
③取れる部品は取っておく。(クランク、ボトルホルダー)
コーティングに邪魔な部品を取り外す!
コーティングの施工をし易くするために、クランクとボトルホルダーを取り外します。
クランクは簡単に外せるますし、コーティング時には邪魔になるので外しておきます。
まずは左クランクアームを取り外します。
- キャップを専用工具(TL-FC16)で取り外します。
- ボルト2か所を取り外す
- はずれ止めプレートを取り外す。
- 左クランクアームを取り外す。
↓キャップを外す専用工具はこれ↓
【SHIMANO】(シマノ)TL-FC16 Hollowtech II クランクアーム工具【純正クランクボルト用工具】(自転車)(Y13009220) 4524667127598 | ||||
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左側アームが外れたら、チェーンをチェーンリングから外してから、手のひらで右クランクのシャフトを叩き外します。(下の図の[5]を外す)
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-FC0003-06-JPN.pdf
続いて、ドリンクホルダーも取り外して置きます。
④汚れがひどい所はコンパウンドで磨く
・洗車では落とせない汚れを落とす。
洗車では落とせない水垢や小傷などある場合は、コンパウンドで磨いておきます。
コンパウンドは、細目/極細あたりで磨きます。
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⑤脱脂
・フレームの油分を脱脂剤でしっかり落とす。
・素手でフレームを触れない
コンパウンドには油分を含んでいるものが多いのでしっかりと脱脂をします。コーティングする面を全体に渡って脱脂剤を吹き付けて、クロスで吹き上げていきます。この作業以降は、素手で直接フレームを触らない様に注意が必要です。
⑥ガラスコーティング実施
・コーティング剤は施工して、すぐに拭き伸ばす!
下地の準備が完了したらガラスコーティングを施工していきます。ピカピカレインに付属しているスポンジにコーティング剤を付けて、フレームにつけていきますコーティング剤を付けたら時間を空けずに拭き伸ばすのがポイントです。
自分の場合はまずは見えにくい裏側やフロントフォークの内側から施工し、徐々に目立つところを施工していきます。拭き残りが無い様に丹念に拭いていきます。
なるべく、いろんな角度から見て拭き残りがないか見ていきます。
車の様に面積が広くないので10分程度で作業完了です。
フレームが終わったら、取り外したクランクアームも脱脂して、コーティングをしていきます。
⑦12時間放置
後は、コーティングが硬化するまで放置します。12時間で表面が硬化し、完全硬化は2週間かかります。12時間は、水に濡らすのがNGなので放置します。その後は、付属品を取り付けて完成ですが、2週間は晴れた日のみ外で走る様にしています。そのため、ローラで台での練習がメインとなる冬の時期に施工するのがおすすめです。
外したクランクは以下の手順で組み付けます。
- 右クランクアームを取り付ける。
- 左クランクアームを取り付ける
- キャップを専用工具で締め付ける
- はずし防止プレートを取る付ける
- ボルトを取り付ける
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RAFC001-03-JPN.pdf
トルク管理はトルクレンチが必要です。トルクレンチの関連記事はこちら↓
施工後
施工直後は、あまり光沢はないで失敗したかもと思うことがありますが、日が経つとドンドン光沢感というかヌメヌメ感が増していきます。
おおー、綺麗になった!!といつも感動し、自己満足に浸っています( ´艸`)
施工前後ですが、画像ではあまり違いがでませんね・・・実際は施工後は明らかにヌメリ感が違うのですが、さすがに4回目の施工なので劇的な違いはありません。拡大してみるとピカピカになっている感じがわかると思います!
違った見方をすると、1年前に施工したコーティングが未だに効果を発揮しているとも言えます。
何回使っても中身は中々減りません。今回で4回目の施工ですが半分以上は残っています。
おすすめのコーティング剤
今回私が使ったコーティングはハイパーピカピカレインです。
車用なので、容量が多いので使いきれません。ロードバイクのみなら容量が少ないバイク用のものがおすすめです。
普段のメンテナンスにおすすめアイテム
普段のメンテナンスは基本洗車か、汚れたところを中性洗剤で拭き取る程度で綺麗になります。それだけでも十分ですが、おすすめなので汚れの付着を防いでくれる静電気を防止してくれるアイテムです。トヨタもアルミテープにより静電気を防止すると空力が良くなると言っているように静電気は走りにも影響します。
その商品は、ツーウェイコートと言う商品で、静電気抑制と同時に撥水効果もありガラスコーティングには相性抜群です。
関連記事➤ロードバイク 巡行速度UP!静電気抑制+撥水効果のあるTWC!
まとめ
綺麗なロードバイクは見ていても気持ちがいいですし、乗っていても気持ち良く走れます。何より、長く綺麗に乗りたいのでガラスコーティングはロードバイクに最適だと思っています。まだまだ、容量は残っているのでまた1年後に施工するつもりです!
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