パイオニアの最新サイコンのSGX-CA600ですが純正で付属するマウントはエアロ形状で中々格好いい感じになっています。
レースなどサイコンしか付かない場合はいいですが、ライトやGoProも付けたいとなると純正ステーだと、別途ハンドルにライト類を付ける必要があります。こうなるとサイコンの部分だけエアロ形状でも仕方ありません。
スッキリさせるために、レックマウントを使ってSGX-CA600を取付けてみました。
SGX-CA600 純正マウントvsレックマウント
SGX-CA600を取付ける場合に、純正マウントとレックマウントで以下の比較をしてみました。
- サイコン単体
- サイコン+ヘッドライト(キャットアイ:VOLT400)
- 重量対決
- ガーミンを取付けられるのか?
それぞれを比較していきます。
①サイコンのみ取付け時
左:レックマウント、右:SGX-CA600純正マウント
サイコンだけ取付ける場合は、さすがに純正の方が無駄がなく、スッキリしています。少し気になる点としては、ハンドルに取付ける部分が少し目立ちますが操作に邪魔になったりする位置ではないので問題はありません。
一方レックマウントは、ハンドルに取付けるステーの幅が薄いのでステムと一体化しているように見えます。そのためハンドルがスッキリした様に見えます。
横から見ると、サイコンの先端から意識した流線形となっています。中々レーシーで私は好きですね!
SGX-CA600 純正マウント
一方、レックマウントはレーシさにちょっと欠けますかね。ボルトなど工夫すればもう少しレーシーになるかも知れませんが。
レックマウント
サイコンのみなら純正マウントがレーシで◎!
②サイコン+ヘッドライト(キャットアイ:VOLT400)
サイコン+VOLT400を取付け比較
ヘッドライトとサイコンを同時に付ける場合だと、純正マウントの場合はせっかくのエアロもライトを取付けることで台無し感がありますね。
一方、レックマウントは、ハンドルに余分なマウントがないのでスッキリした印象に。また、ライド中の目線にライトはほとんど入らないので、余計にスッキリした印象を受けます。
サイコン+ヘッドライトなら、レックマウントがゴチャゴチャがなく◎!
③重量比較
サイコンステーの重量比較
サイコンを取付けるためのステーの重量は、レックマウントが58g、純正マウントは29gと圧倒的に純正マウントが軽いですね。ヒルクライムなどで、少しでも軽くしたいときは純正マウントがよさそうです。
レックマウントはアルミステーなので、強度が高い分重さもプラスチックの純正より重くなるのは仕方ないですね。ただ、剛性は圧倒的にレックマウントが上です。
キャットアイVOLT400のライトステーの重量比較
VOLT400を取付けるためのステーも、レックマウントの方が重くなっていますが、純正よりも作りが良く、重さわきになりません。
純正はプラスチックなので軽いが、強度は圧倒的にレックマウントが上!
④他のサイコンと互換があるか?
サイコンのころころと変えることはないと思いますが、買い替えはあると思います。その場合、メジャーなガーミンのサイコンと互換性があるのか調べてみました。
SGX-CA600とガーミン520Jは取り付け部の形状は同じですが、ロック角度が90度違ってました。
マウントの形状比較 左:SGX-CA600、右:ガーミン520J
ロック角度がことなるために、SGX-CA600の純正ステーだとガーミンは取付けれますが90度傾いた状態になるので使えません。
一方、レックマウントの場合。マウント部の取り付けを90度回転させることが可能なので、ワンタッチで互換とまではいきませんがネジ2本でどちらも取り付け可能です。さすがレックマウントといったところです。
レックマウントならガーミン520j、CA600どちらも取り付け可
まとめ
重量ではレックマウントが重くなってしまうので、ヘッドライトなどつける必要がないエンデューロレースやヒルクライムレースなら、純正マウントがおすすめです。
しかし、普段のライドや公道で行われるサイクリングイベントではライトは必須となります。その場合は、やはりレックマウントの方がハンドル周りがスッキリするので走っていて気持ちがいいですね。
また、レックマウントはサイコンを変えても、いろいろアタッチメントがあるので対応できる点も長く使えるので無駄にないので買って損はなさそうです。
自分の場合は、GoProなどのアクションカメラも付けるので、レースでも活躍してくれそうです。
追記 レックマウントにもAERO形状があります!!
レックマウントにもエアロ形状のマウントがありました。SGX-CA600ならこちらの方がおすすです。
詳しくは➤【SGX-CA600】Pionner Aero マウント!