ロードバイクの購入は通販と実店舗どちらが良いのか?初めて買う場合は、迷うかもしれません。
通販サイトも国内のECサイトもあれば海外サイトもありますし、実店舗でもスポーツショップの一角にあるお店から、大型の専門ショップもあれば個人商店もあります。
メリットデメリットを踏まえロードバイク初心者は通販か実店舗どちらで購入すべきか考えてみたいと思います。
ロードバイク初心者は通販・実店舗のどちらで購入すべきか?
結論から言うと、初めてロードバイクを買う場合は、近所の実店舗で購入した方が、メリットが大きいと思います。
メリット
- 予算や用途に合わせて提案してもらえる。
- 適切なサイズの選択とセッティングをしてもらえる。
- 新古車や中古など、場合によってはお買い得車が手に入ることも。
- メンテナンスを任せられるので、安心して乗れる
- 地域の情報や、おすすめのコースなど教えてもらえる
- ステップアップしていく際に、下取りしてもらえる
- まれに通販より安い場合もある。
デメリット
- ロードバイクの知識が豊富なら割高
- 総合店以外は特定のメーカしか扱えないので選択肢が狭い
- パーツはなら通販がおすすめ
実店舗のメリット・デメリット
メリット①予算や用途に合わせて提案してもらえる。
当然当たり外れはありますが、長い間営業しているお店を前提に話をすると、予算や使用用途に合わせて自転車を探してくれるところがほとんどでしょう。
実店舗の場合は、長くお客さんとつながりを持ち、定期的なメンテナンスやパーツのグレードアップ、そして次の自転車を購入してもらう方がメリットがあるので、変なものを売りつける場合は少ないと思います(例外はあると思いますが)。
私自身も最初は10万程度でお願いしましたが、用途を考えるともう少し予算を上げた方が長く慣れるし、直ぐに買い替えることになるので余計お金が掛かるとのアドバイスをされました。最初は高いものを売りつけるつもりなのではと、疑心暗鬼でしたが、振り返ると的確なアドバイスだったと思います。
これが通販の場合だと、その辺はすべて自分で判断する必要があります。値段だけで選択すると、いろいろと後でグレードアップする必要が出てきて、最終的にはお金が掛かるケースも。
初期の値段だけではなく、使えるものを適正な価格で購入するべきだと思います。
メリット②適切なサイズの選択とセッティングをしてもらえる。
ロードバイクも最低でも10万円以上はする買い物となります。まずサイズ選びに間違うと安くても、意味がありません。実店舗では身長のほかに肩幅や手足の長さから体にあったサイズを選択してもらえます。また、同時にポジションの設定もしてもらえるのが大きなメリットです。
30分程度のライドなら問題ないですが、長時間乗ることが多いロードバイクは自転車のサイズ、ポジションが合っていることは非常に重要です。サイズが大きい、小さいがあるとせっかくのポテンシャルを生かせられないだけでなく、体の痛みにもつながります。
私自身が初めにセッティングされたポジションで1年ぐらいはそのまま乗っていました。ポジションを自分でセッティングし始めてから、お尻が痛くなったり、いろいろと沼にはまっていきましたが、初めのセッティングがかなり良いセッティングだったのだと思い知らされました。なので、ポジションの設定は重要です。
この辺は、実店舗ならではのサービスだと思います。
メリット③新古車や中古など、場合によってはお買い得車が手に入ることも。
お店によるとは思いますが、カラーリングに拘らなければ新古車や中古などであれば、安く手に入ることもあります。
私自身も性能と見た目どちらも当然譲れない条件でしたが、カラーリングを妥協することで、型落ちでしたがそこそこのカーボンフレーム&コンポはアルテグラでヘルメットやペダル、シューズなどつけて30万円程度でした。普通に買うと40万円以上となっていたので、満足しています。
個人的には、中古も全然ありだと思います。ロードバイクにはまった場合は、早々に2台目が欲しくなりますし、買うパターンが多いです。周りのサイクリストを見ていると2、3年で買い替えているイメージです。
メリット④メンテナンスを任せられるので、安心して乗れる
車やバイクの整備はほとんど自分で行うのですが、ロードバイクの整備は難しく感じます。不器用なこともあるのですが、アナログ的な調整が多いのでかなりの技量が必要です。
また、ロードバイクは原付並みのスピードが出る上に、年間で数千キロは走ることも珍しくはありません。週末の土日に4時間乗る場合でも週に100キロ、月に400キロ、年に4800キロと言った感じです。
これだけ乗ると、当然チェーンなどの消耗品の交換をはじめワイヤー類の交換、各所のグリスアップなどが必要になってきます。当然自分でやるのが好きな方は勉強しながら覚えるのも否定はしませんが、その時間があるならプロに整備をお任せして、乗ることを楽しんだ方が効率的だと思っています。
年に1度は必ずメンテに出しますが、メンテ後は走りがかなり軽くなりますし、気になるところも直してももらうと安心して乗れるのがメリットです。通常メンテなら2万円も掛からないことが多いです。(チェーンやワイヤー交換、グリスアップなど)
また、おすすめのパーツなども気軽に効けますし、良い悪いの情報があるので少々値段が高くても、失敗する確率はさがるので結果お得にもなりますよね。
メリット⑤地域の情報や、おすすめのコースなど教えてもらえる
これは実店舗ならで、初心者ならどこどこのコースが良いとか、どこが人気があるなど初心者の場合で、知り合いがいない場合はかなりの有益な情報を入手できるのは大きいと思います。
また、お店主催でイベントや練習会なども活用すると一気に知り合いも増えるメリットも大きいです。一人より、大勢で走ったほうが断然ロードバイクは楽しいですから。
メリット⑥ステップアップしていく際に、下取りしてもらえる
これもお店によりますが、大抵は今乗っているバイクを下取りするか、パーツの移植することで、安くすることが多いです。上にも書きましたが、エントリーモデルを購入後、2年もするとミドルクラスやハイエンドの自転車が無性に欲しくなるので。
メリット⑦まれに通販より安い場合もある。
タイミングによりますが、新モデルでは試乗車など一定あります。サイズや気に入ったモデルであった場合、かなりお安く購入できるチャンスもあります。
私自身、ピナレロのF8に乗っていますが、試乗車を激安で購入しています。(たまたまサイズがピッタリだったのでかなりの幸運でしたが)
デメリット①ロードバイクの知識が豊富なら割高
初心者で知識が豊富な方はいないと思いますが、知り合いに知識が豊富でいろいろ教えてもらえる恵まれた環境にある場合は、実店舗は割高かもしれません。
また、2台目やセカンドカーを購入するなら、通販での購入もありかもしれません。
デメリット②総合店以外は特定のメーカしか扱えないので選択肢が狭い
近所に自分の気に入ったメーカを取り扱ていない場合は、そもそも購入できないのでデメリットとなります。わざわざ遠方まで出向いて購入するのもありますが、メンテなど手軽に頼めないと実店舗のメリットが生かせません。
こればっかりはどうしようもないですね。。。
パーツ単体やサイクルウェアなら通販がお得
よほどの大型店でない限り小物類やサイクルウェアなどの取扱は少なく価格も定価に近いことがほとんどです。そのため、パーツ類は通販で購入がお奨めです。
通販で買ったパーツを付けていても、お店の人も別に気にしていないことが多いです。自分で取り付けている場合でも、おかしな点は注意してくれます。
また、パーツ類は通販が圧倒的に豊富で安いです。特に海外通販は国内では手に入りにくいブランドのものやパーツも多いです。wiggleやCRCなどが有名です。
まとめ
初心者の方は、まずは実店舗で購入することをおすすめします。通販で激安のロードバイクも確かにありますが、数万円のものは、安いだけで長く楽しむには向いていません。また、サイズなど自分の合った自転車を選ぶのが非常に重要です。
実店舗ですが、都会では有名なロードバイクショップが多数あり、メーカーの取扱数もパーツの取扱数も豊富なのでお店選びには困らないかも知れません。しかし、地方在住や、有名ショップも近場にない場合は、まずどのお店を選ぶか悩むかもしれません。
一般的に取り扱っているメーカは決まっているお店が多いので、お気に入りのメーカが既にある場合は、事前に調べてから行くと良いでしょう。気に入っているメーカが無ければ、近所にあるお店を何店か周り、お店の雰囲気や対応など自分に合いそうなお店を選ぶと良いと思います。
メリット
- 予算や用途に合わせて提案してもらえる。
- 適切なサイズの選択とセッティングをしてもらえる。
- 新古車や中古など、場合によってはお買い得車が手に入ることも。
- メンテナンスを任せられるので、安心して乗れる
- 地域の情報や、おすすめのコースなど教えてもらえる
- ステップアップしていく際に、下取りしてもらえる
- まれに通販より安い場合もある。
デメリット
- ロードバイクの知識が豊富なら割高
- 総合店以外は特定のメーカしか扱えないので選択肢が狭い
- パーツはなら通販がおすすめ[/box03]