ロードバイクに乗っていて、自分でメンテする頻度が最も高いのがチェーンです。
チェーンの掃除&給油はマメに行っている方だと思いますが、大体200㎞~300㎞に1回は洗浄と給油をするように心掛けています。
ただし、いつ頃チェーンを交換するのかは、今までは適当にしていました。大体年に2回を目安に交換しています。1度目は、冬の時期にロードバイクを購入したショップで定期メンテを依頼する時に、また2回目は夏頃に自分で交換しています。
チェーンの寿命は大体3000㎞~5000㎞程度と言われているので、5000㎞に1回は交換を心掛けていますが、走り方やメンテナンスの頻度でも変わってくる様なので、今回チェーンチェッカーで実際の伸びを測ってみました。
チェーンの伸びをチェーンチェッカーで確認
対象チェーンの状態
まずは対象となるチェーンと走行距離、およびメンテンナンスの状況です。
そろそろ、交換目安である5000㎞が近くなっています。劣化状態としては、徐々に悪くなるので自覚症状はありません。
メンテナンスは、200~300㎞毎に、チェーン洗浄機かスプレー式のチェーンクリーナで洗浄後にAZのチェーンオイルを給油する感じです。
台湾製のチェーンチェッカー
チェーンの状態を確認する方法を調べると、チェーンチェッカーと言うものがあります。存在自体はショップの方が使用しているのを見たことがあるので知っていたのですが、自分では使ったことがありません。
ネットで調べると安いものだと500円程度でありました。本当はシマノのツールが欲しかったのですが、ちょっと高かったのでお試しにAMAZONでBIKE HANDと言うメーカのものを購入しました。
(楽天などでも販売されていますが、圧倒的にAMAZONが安いのでAMAZONで購入しています。)
↓ チェーンの伸び量を0.75%、1.00%の2水準を測れます。 ↓
↓ 袋にはMADE IN TAIWANの文字が(写真の裏側です) ↓
見た印象は、板厚が2㎜もあり丈夫な感じです。測定冶具なので側面にバリが無いか確認しましたが、バリもなくそこそこの仕上げになっています。この値段を考えると十分な出来だと思います。また、表面もめっき処理されており、刻印もしっかり打ってあります。
台湾製の工具はいろいろ使用していますが、値段の割にはいいものが多いので趣味レベルに使う分には必要十分なクオリティがある物が多いです。
チェーンチェッカーの使い方は、チェーンの上からチェッカーを入れて、入るか入らないかでチェーンの伸びをチェックします。購入したチェッカーを0.75%と1.00%の伸びが確認できるます。
ネットで検索すると、0.5%以上で交換から1.0%で交換と言う情報もありますが、0.75%を超えたら交換したいと思います。
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測ってみると・・・まだ使えそう☻!
計測は、チェーンリングの上側でにチェーンチェッカーを差し込んで伸びをチェックします。
まずは0.75と書かれている方で確認します。左端のR部分をチェーンのローラー部に当てながら、反対側をチェーンの上に軽く乗せます。
乗せた時に、先端部分がすっぽりと入る様だと0.75%以上チェーンが伸びていることになります。
結果は?
少しはいるものの、完全には入りません。
念のため、チェーンの違う部分を測定してみても結果は同じ様になりました。
当然ですが、1.0の方も入りません。先ほどの0.75と比較すると入る量が明らかに少ないですね。
結論としては、走行距離4440㎞ではまだ伸び量は0.75%以下でまだ使えそうという判断となりました。
5000㎞は使えそうな感じですが、もうそろそろ交換の準備をしておく必要がありそうです。
チェーンの交換を怠ると!?
チェーンは消耗品なので、交換が必要になりますが、交換をケチると、カセットスプロケットやチェーンリングの摩耗を早めてしまいます。
チェーンはDURA-ACEで4000~5000円ですが、DURA-ACEのカセットスプロケットは2万円近く、チェーンリングも2万円近くします。
そのため、チェーンをケチるともっと高い部品が摩耗することになるので早めの交換が必要です。
またロスも大きくなるので、摩耗したチェーンはさっさと変えましょう!
交換時期を適切にチェックできるチェッカーが500円程度で購入できるなら安いものですよね。
まとめ
いままでは、何となくでチェーンを購入していましたが、5000㎞近くになったら細目にチェーンの伸びを確認したいと思います。高いカセットスプロケットが摩耗する前に、チェーンの交換をする方が結果的に安いと思います。
激安のチェーンチェッカーですが、意外と使えたので良い買い物でした!
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