空気圧

ロードバイクの空気圧は24時間でどれくらいで抜ける?

ロードバイクに乗る前は、必ずタイヤに空気を入れるのが基本だとショップの店員さんから教わったので、いまでも必ず乗る前に空気を入れています。

しかし、どれくらいの時間で空気圧が抜けるのか?毎日入れないと本当にダメなのか?疑問に思うこともあります。(ただ単純に毎日入れるが面倒だけなんですけど・・・)

なので、試しにどのくらいの時間でタイヤの空気が抜けてしまうのか測定してみました。

はたして本当に、毎日走る前にタイヤの空気を入れる必要があるのでしょうか?

空気圧はどれくらいで抜けるのか測ってみました!

ブチルチューブとラテックスチューブの2種類で検証にしてみました。

結果は以下の通り

空気圧はどれくらいで抜けるのか?
  • ブチルチューブは24時間で0.27bar(4%)低下
  • ラテックスチューブは24時間で0.84bar(12%)低下

結論:やっぱり毎日走る前には空気は入れるべし!!

それでは検証の詳細を説明していきます。

①検証したチューブ

ブチルチューブはコンチネンタルのチューブを使用しました。このチューブは軽くはありませんが、丈夫なので普段の練習に使っています。

もう一方のラテックスチューブは、乗り心地が良くなるとの評判のミッシュランのAir Comp Latexです。ラテックスチューブではSOYOのチューブが軽くていいのですが、薄い分取扱には気を使います。その分ミッシュランのラテックスチューブは、軽くはありませんが、ゴムの厚みが厚くて丈夫なのでパンクのリスクが少ないです。

②検証方法

検証方法は、まず7.00barまで空気圧を入れて一定時間ごとに空気圧を測定し24時間後にどこまで空気圧が抜けているのか検証しています。

空気圧は、パナレーサーのデジタルゲージを使用して測っています。空気漏れもなく正確に測れ使い易いのでとっても気に入っている工具の一つです。

【ロードバイク】空気圧計ならこれ!パナレーサーのデジタルゲージ!ロードバイクの空気圧の話です。いままであまり気にしていなかったので、そんなに重要ではないと思いながらも、気になり始めるとみょーに気になる...

③検証結果

検証の結果は以下のグラフの様になりました。

経過時間 ブチルチューブ ラテックスチューブ
0 7.00 7.00
2 6.89 6.87
4 6.85 6.8
6 6.82 6.7
8 6.81 6.63
20 6.73 6.25
22 6.73 6.2
24 6.73 6.16

 

以外なことにブチルチューブでも、最初の2時間で0.1barは低下していました。圧が高い分抜けやすいのかもしれません。しかし、徐々に空気の抜けが少なくなる結果です。24時間後に4%のダウンですから、このまま乗っても許容範囲かも知れませんが、横着せずに空気を入れた方がよさそうです

また、ラテックスチューブは、リニアに空気が抜けていきます。24時間で12%も空気圧が低下しています。ロングライドのイベントなら8時間程度走ります。その場合を想定しても、0.4barとかなり抜けるのでロングライドでは初めは少し高めの空気圧に設定した方が良さそうです。また、ラテックスチューブは走行前には空気を入れるのはやっぱり必須ですね。

と言うことで、結論としてはショップ店員さんに教わった通り、走る前には必ず空気を入れるのは必須の様です!

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そもそもなんで空気が抜けるのか?

ネットで検索すると、以下のような記述が見つかりました。

ゴムの気体透過性、ガス透過性
ゴムを通して気体(ガス)が通過する性質のことです。透過係数は、気体の溶解度と拡散速度の積で与えられます。その測定方法として流気方法、圧力方法、容積方法などがあります。
気体透過の機構は、高圧側の気体分子がゴムに溶解し(ゴムに入る)、次にその気体分子がゴム中を拡散していき(ゴムを通る)、最後に低圧側で外界に拡散(ゴムから出て行く)するというプロセスに基づいています。

天然ゴムを100とした場合の気体透過率比較

ゴムの種類 温度(℃) 酸素 窒素 二酸化炭素
NR
(天然ゴム)
25 100 100 100
IIR
(ブチルゴム)
25 6 3 4
50 22 19 14

https://www.packing.co.jp/GOMU/kitaitoukasei1.htm

要するにタイヤの中は高圧なので、気体がゴムを通過して外に出ていくそうです。特にロードバイクの場合は高い空気圧なのでなおさら空気が抜けやすいのかもしれません。

ラテックスチューブは、植物由来の天然ゴムで、ブチルゴムは合成ゴムとなります。上の表のとおり、天然ゴムに対し、ブチルゴムは酸素の透過率が3/100と圧倒的に空気が抜けにくいようです。

また、特筆なのが、温度によっても空気の抜ける度合いが違う点。真夏などは路面温度が40℃以上となることもあると思いますが、その場合はより空気が抜けやすくなるのでラテックスゴムを真夏に使ったら、ブレーキを多用する下り坂での使用はちょっと躊躇いますね。

まとめ

24時間のみの検証でしたが、やはりロードバイクで使用する高い空気圧では空気がゴムを通って抜け出すようです。また、温度が高くなると抜ける量も増えるため、毎日の走る前に空気を入れるのは必須の様です。

ラテックスチューブは乗り心地の面では気に入っているのですが、やはり空気は抜けやすい様です。やはり短時間のイベントでの決戦用的な位置づけですかね。

空気圧はどれくらいで抜けるのか?
  • ブチルチューブは24時間で0.27bar(4%)低下
  • ラテックスチューブは24時間で0.84bar(12%)低下

結論:やっぱり毎日走る前には空気は入れるべし!!

 

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ABOUT ME
ご~さ
1974年生まれ。40歳間際からロードバイクに目覚めて、メタボ体型を脱却。ロードバイクの情報や日々の生活についてあれこれ書いていこうと思います。