ロードバイク歴7年の筆者ですが、単純にペダルを漕ぐスポーツではありながら、練習法やポジションなど様々な悩みがあります。
その悩みの解決策となった書籍を厳選して7冊紹介します。
まさにサイクリストのバイブル ★サイクリスト・トレーニング・バイブル
一番読み込んでいる本がこのサイクリスト・トレーニング・バイブルです。ロードバイク中級者以上におすすめです。
ロードバイクを始めた1~2年は乗るだけで、どんどん成長していきますしただ乗るだけで十分ですが、3年目以降となるとその成長度合いは、鈍化していきます。
この本はまさにそんな人向けで、自分も本格的に早くなりたいと思い始めた時にこの本に出合いました。
この本をきっかけに、ただ漠然とロードバイクに乗るだけではなく、自分の弱みや強みの把握、どの能力を伸ばすのかターゲティングしたり、それをどう強化していくのかなど、かなり参考になります。
また、食事面やトレーニングのサイクル、などかなり詳細に書かれています。
やや内容が難しいですが、何度も読み返す価値のある本と言えます。
練習メニューの参考に ★パワー・トレーニング・バイブル
ロードバイクのトレーニングツールと言えば、パワーメータが欠かせません。でも、パワーメータを活用した練習をしなければ意味がありません。
このパワー・トレーニング・バイブルはパワーメータを使用した練習メニューが強化したいスキルのごとに解説してあります。
目標としているレースに向けて、メニューを組み立てる場合にかなり参考になります。
パワーメータを購入したら、セットでこの本を読むと、パワーメータの価値が発揮できると思います。
私自身、レースに向けて、このメニューを参考にトレーニングを続けた結果、エンデューロレースで上位入賞を果たしています。(草レースレベルですが)

脱初心者のための作法! ★ロードバイクの作法
NHKのチャリダーでおなじみの竹谷賢二さんの著者『ロードバイクの作法』。
いろいろな勘違い、間違いを犯しやすいポイントを理論的に説明してくれている方です。
内容は、ペダリングやポジションなど幅広く書かれています。ロードバイクに慣れてくると、ポジションを見直したり、パーツを変更に手を出すのですが、その前にこの本を読んで本質を理解する方が、無駄をお金を使わなくて済みそうです。
まさに成長が鈍化する2年目、3年目に読むべき本だと思います。
特に自分がなるほどなぁと思った点は、ペダリングの表現。
『1回転でどれだけチェーンを引けるかが真のペダリング効率』
と言う説明が理解しやすいというか、なるほどなぁと思った点ですね。今読み返しても、あー出来てないな、もう一度見直してみようと思わせる内容も多く参考になります。
モチベーションを上げる! ★土井雪広のロードバイク・トレーニング
最近はGCNでお馴染みとなっている土井ちゃんこと土井雪広さんの著書です。
スポーツ選手でありながら、文章力が非常に高く、その世界観に引き込まれて、読み物としても非常に面白いです。GNCの動画も面白いですが。
タイトルこと世界で戦うためのとなっていますが、ホビーレーサーにとっても、トレーニングに対する考え方は非常に参考になります。
機材についても、高いものが良いのではなく自分に合ったものが良い!との解説も説得力があります。
ダイエットに悩んだら ★THE デブ脳★
ロードバイクは、体重が軽い方が登りなど有利なことが多いです。なので、減量は必須と言えます。筆者の場合、もともと肥満体質であり気を抜くと体重が増えてします。
そこでダイエット本は結構読んでいますが、以下の本が食欲のコントロールの仕方、おすすめの食事方法など解説してありとても参考になります。
どうしても減量がうまくいかない時のヒントを得るためにおすすめの本です。
プロテインを常用するきっかけとなった本 ★プロテイン・レバレッジ★
これもダイエットや減量を成功へと導いてくれた本です。プロテインというと一見太りそうなイメージが強かったのですが、実は食欲は一定程度のプロテインを摂取するまで止まらないそうです。
また、一般的に言われている以上にプロテインを摂取する必要があるそうです。
この本を元に、プロテインを積極的に摂取する食事に変えると、ダイエット効果もありましたが、疲労回復にもかなり役に立ちました。40代だと疲労回復は練習より大事だと実感させられました。

目から鱗!? ★最高の呼吸法
ロードバイク関連のトレーニング本にはあまり出てきませんが、呼吸法に関する本です。
呼吸法でなんと高地トレーニングと同等な効果が得られる!?という内容も含まれています。
筆者の場合、常に口呼吸だったので呼吸法が全くできていないことを振り返れました。
そもそも酸素を取り入れるとはどいう事か、とても参考になります。冬場の練習は特にこの呼吸法を意識して走っています。自分の呼吸が口呼吸がメインだと感じている人は、是非一読してみてください。改善の方向性が見えてくると思います。

