ロードバイクに乗るときに、欠かせないアイテムの一つがサングラスです。
①異物からの目の保護
②紫外線から目を守る。(疲労低減効果あり)
③ ①,②を確保しながら視界の確保
④カッコよさ!!(とっても大事)
原付並みのスピードで、天気が良い日に何時間も走るロードバイクにはサングラスが欠かせません。また、ロードバイクに特有の前傾姿勢で乗ったり、ロングライド時には、明るい平地からトンネルや木陰などの暗い場所を走行するなど様々なシチュエーションがあります。
そのスピードから、視界が一瞬でも奪われると転倒などのリスクが大きくなりますので、とっても重要です。
当然、カッコよさの観点からも必要不可欠です。
そんなサングラスですが、さまざまなメーカから発売されており、価格帯も様々です。
ロードバイク歴5年の自分が、いろいろ試したなかで、合格点がつけられるシマノのサングラスについて、おすすめポイントと残念な点を紹介します。
シマノのサングラスに興味がある方は、参考にしてください。
シマノ サングラスのおすすめポイント
①調整機能が優れている。
ロードバイクは、通常前傾姿勢で乗るため上目づかい気味で前をみることになります。前傾姿勢が深くなると通常のサングラスだと、サングラスの上から前をみることになります。
これでは意味がありません。
ロードバイクを始めたばかりのころは、自転車専用のサングラスではなく、普通のサングラスをかけていましたが、前傾姿勢をするときに、サングラスのポジションを上目に直すのです、振動などですぐにずり落ちてしまってました。
そのため、頻繁に片手をハンドルから話して、サングラスのポジションを直すのですが、これが結構なストレスになります。走りに集中できませんし、何より道路のうねりや段差に乗り上げたりしたときに、片手だとかなり怖い思いをすることになります。
そのため、自分のフォームや顔の形に合わせて調整できることは、とても重要になってきます。
シマノのサングラスのこの辺をよく理解し、製品を作っています。
調整はテンプル(つる、耳のアーム部分)と、ノーズ部分が調整可能になっているので、自分に合わせて調整が可能となっています。他のメーカも調整機能はありますが、シマノの場合、調整範囲が広いように感じます。
大抵、ノーズの部分で高さを合わせてテンプルでフィット感を調整すると違和感はなく、フィットするとことを探すことが可能です。
調整可能なテンプル部
調整可能なノーズパッド
顔にしっかりフィットすることで、道路の段差や走行中の振動でずれ落ち足りすることがなくなり、走りに集中できるようになります。また、ロングライドなど長時間走った場合、顔にしっかりフィットしていないと、強く当たっている部分などが痛くなったりすることもなくなります。
サングラスを掛けていることを意識しなくてよい点が、シマノのサングラスのおすすめポイントです。
②軽量で丈夫
ロードバイクは前傾姿勢で長時間乗るので、首の負担が大きくなります。初心者のころは、特に首の疲れ、痛みに悩ませるのではないでしょうか?
ロードバイクにはヘルメットとサングラスが必須ですので、軽いほど首への負担が軽減できます。
シマノのRシリーズは特に軽量にできており、重さをほとんど感じません。Xシリーズでも、ロードバイク乗りには人気のオークリーのジョウブレイカー(約34g)と同等の重さです。
軽量ですが、耐久性もさすが日本製なので、かなり丈夫な部類です。
サングラスは、乗っているときはほぼつけたままですが、休憩の時や、コンビニに入るときは外すことが多いです。メットに刺したり、首の後ろに掛けたりするのですが、外すときに引っ掛けたりすると、耐久性がないモデルだと、テンプル部分が折れたりします。(過去2回、海外メーカのものは折れてしまいました。)
疲れていると、雑に扱うこともあるので耐久性も重要なポイントです。お値段も結構するので度々買うわけにもいかないので。
フレームには軽量で丈夫な「グリルアミドTR-90」という素材で作られています。
21世紀の新素材と呼ばれる軽量ナイロン樹脂素材は、医療用器具のために開発された安心の素材で、医療用カテーテルだけではなく高級哺乳瓶など、安全性が求められる分野で使われています。
出典:ストレスフリーを追求した新商品「AKALK」シリーズより
軽量と①で上げたフィッテングの良さが相まって、より走りに集中できます。やはり、軽い分サングラスを意識することがないのは利点です。特にロングライドでは、体の痛みがいろいろ出てくるので、少しでも快適に走りたいものです。サングラスで、違和感を感じるのは非常にストレスになりますが、シマノはその点ノンストレスだと言えます。
また、軽量だけど耐久性があるのもおすすめポイントです。最初は何かとお金が掛かるロードバイクですので、壊れないのはほんと重要です。
③調光レンズが快適
ロードバイクは、朝早くから夜遅くまでいろんな時間帯に乗りますし、山の方面に行くとトンネルや、木陰などさまざまなシチュエーションのなか走ります。
特に、ロングライドの時は、早朝の暗い時間帯から出発することもあると思います。また、トラブルなどで思いがけず夕暮れ時になってしまった時には、いちいちレンズを変えたり、最悪サングラスを外して走ることになってしまいます。
そんなときに便利なのが調光レンズです。
調光レンズ (PH) は、紫外線に曝されると透過率が変化します。光の条件が変わるときに、止まってレンズを交換する必要がありません。周囲が暗くなると、レンズは最もクリアな状態になります。明るいときはレンズが濃い色に変わります。SHIMANOのアイウェアは、サイクリングにとって最適な範囲とされる紫外線透過率12%~53%のPH GREY、または24%~86%のPH Clearを用いてデザインされています。
シマノHPより
明るいところでは、レンズが暗く、暗いところではレンズの色が薄くなってくれる優れものです。
このレンズがあれば、大体のシチュエーションに対応できるのでとても重宝します。
替えのレンズをもっていかなくても、その時々に合わせて明るさが変わるのはとっても快適です。
④シンプルなデザインなので、自転車以外でも使用可
ここは好みがわかれるところなのですが、シマノのサングラスは比較的地味なデザインです。なので、車の運転時にかけていてもあまり違和感はないと思います。
そのため、幅広く使用できるのはメリットだと思います。
オークリーのジョウブレイカーだと、ロードバイク以外では使う気が起きません。
⑤値段が手ごろ
機能は申し分ないですし、何といっても価格が安いのがおすすめできるポイントでもあります。Rシリーズなら1万円前後で購入できますので、初めの一本には最適だと思います。
サングラスの他にも、サイクルジャージやサイコンなどなど、初めはいろいろとお金がが掛かると思います。そのため、他にも必要なものがある!って方には、このコスパはおすすめです。
残念なところをチェック
調光レンズの耐久性
調光レンズはとっても便利ですが、性能がずっと続く訳ではありません。大体2年ぐらいすると調光機能が失われてきます。私は、EQX2を3年近く使っていますが、調光レンズ機能は完全に失われています。レンズの色は、かなり薄くなっていますので、日中に使うと少し太陽がまぶしく感じます。
なので、車の運転時に主に使っています。イベントなどで、車に自転車を積む際にサングラスを万が一忘れたとき用といった位置づけです。
2018年モデル
2018年モデルのEQUINOXも26.3gと軽量で調光レンズとなっています。
まとめ
以上、シマノのサングラスについておすすめポイントと残念なところをチェックしてきましたが、まとめると
おすすめポイント
①調整機能が優れている。
②軽量で丈夫
③調光レンズが快適
④シンプルなデザインなので、自転車以外でも使用可
⑤値段が手ごろ
残念なポイント
①調光レンズの耐久性は2年程度
機能的には必要十分ですし、ストレスなく快適なライドができるので、特に初心者の方にはおすすめできると思います。
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