ロードバイクは自分の力で遠くまで行くことができる魅力的な乗り物です。初心者でも30キロ程度は余裕で走れますし、練習を積めば100キロ、200キロと距離を延ばすこともそう難しいことではありません。
見知らぬ道を遠くまで行ける、冒険的なワクワク感はロードバイクの魅力のひとつでもあります。
一方で冒険にはリスクも少なからずあります。最も可能性が高いのがタイヤのパンクです。タイヤのパンクは、予備のチューブやパンク修理剤を携帯しておけば大抵の修理することが可能です。
でも、極まれに出先では修理ができないトラブルも発生します。そんなもしもの時に、便利なのでロードサービスに加入しておくことです。
この記事ではおすすめのロードサービスを紹介しています。
ライド中に走行できなくなるトラブルとは?
ロングライドで不安となるのが出先でのトラブルです。修理可能なパンクは何度となく経験していますが、走行できなくなるトラブルとはどんなものがあるのでしょうか?実際私自身が体験したり、仲間内で発生したトラブルを紹介します。
タイヤのサイドカット!
タイヤのサイドカット!
一番よくあるのがタイヤのサイドカット!
通常パンクは路面と設置しているトレッド面に何かが突き刺さり、チューブに穴が開くパターンが多く、チューブの交換やタイヤシーラントにより修理が可能です。
しかし、サイドカットやタイヤに大きな裂け目ができた場合は、チューブを交換しても走行中にチューブが裂け目に挟まれ何度もパンクを引き起こします。
裏技的にお札をチューブとタイヤの間に挟むなどの応急処置は可能ですが、長くは持ちません。予備のチューブも大抵1個、多くても2個程度しか携帯していないのですぐになくなってしまいます。
こうなるとタイヤ交換しかなくなります。近くにお店まで何とか辿りつく必要がありますが、ロードバイクのシューズはそもそも歩くのに適していないので、数百メートルが限界でしょう。
私自身、1度だけサイドカットを経験しましたが、近くに(10キロ程度)お店があったので、なんとかたどり着きタイヤを交換することができました。これが山の中だったらと思うとちょっと怖いですね。
ディレイラーハンガーの破損
次によくあるパターンが、リアディレイラーハンガーが破損してしまうケース。初心者では、停止する時にビンディングシューズが外れずに右側へ立ちごけしてしまいリアディレイラーハンガーが破損などがあります。
また走行中だけでなく、ロードバイクを止めていたら突風に煽られて転倒なんてことも稀にあります。
その他の稀なトラブル
いままでに自分自身経験はありませんが、イベントや仲間が遭遇したトラブルとしては、
・ホイールのスポークが突然折れた!
・落車してケガ&ホイール破損!
・ラチェットスプリングの破損!ペダルを漕いでも空回り!
・パニックブレーキでリアタイヤがロックしチューブが露出!
いずれも極まれなので早々起こるものではないですが、遭遇したことはあります。
走行できなくなった時の備えは?
稀に起こるトラブルにどう対処するのか?皆さん何か考えていますか?
家族がいる場合は、車で迎えに来てもらったり、仲間やお店の人に助けてもらうぐらいでしょうか?ただし、結構遠くまでライドしているときは、迎えに来てもらうのは申し訳ないですよね。
そこでおすすめなのが自転車用のロードサービスに加入しておくことです。
おすすめ保険① ZuttoRide社
おすすめのロードバイクサービスはZuttoRide社のロードバイクサービスです。ZuttoRide社はバイク専門サービスを20年以上運営しているので同じ2輪であるロードバイクでも安心感がありますよね。
圧倒的にサービス拠点が多いのがおすすめポイントです。トラブル発生時に拠点数が多い方が安心できますよね。拠点が多いほど、近くに拠点がある可能性が高くなるのでその分対応が早いと思います。この辺がバイクのロードサービスを長年運営しているため、安心感があります。
保険名 | ZuttoRide CycleCall | au損保 Bycle | ||
プラン | プランS | プランM | プランL | ブロンズ |
年額 | ¥3,400 | ¥4,300 | ¥5,200 | ¥3,920 |
ロードサービス | 50kmまで (年4回) | 60kmまで (年4回) | 100kmまで (年4回) | 50kmまで (年4回) |
サービス拠点 | 全国1万拠点以上! (2018年8現在) | 全国725拠点 (2017年6月1日現在) | ||
賠償責任保険 | なし | 最大1億円 +示談交渉 | 最大1億円 +示談交渉 | 最大2億円 +示談交渉 |
おすすめは、プランMですね。保険も最大1億円なので補償も十分ですし、60㎞まで無料なら大抵の場合、無料で自宅やお店まで行けそうですね。ロングライドが多い人はプランLなら安心できます。月額433円程度なので十分だと思います。
おすすめ保険② au損保 Bycle
個人賠償が2億円以上と安心の示談代行サービス付き。自分のケガの補償もしてくれるなんとも手厚い保険です。
当然ロードサービスも付いているので安心です。サービス拠点を比べるとZuttoRide社が圧倒的に多いですが、総合的なサービスはau損保がおすすめです。
私がロードサービスに加入したいと思った理由とは?
私がロードサービスに加入したいと思った理由は2つ。
一つ目は、冒頭で紹介したタイヤのサイドカットをした経験があるからですね。何とかお店に辿りついたものの、定額の高いタイヤを購入する羽目に。海外通販なら半額近くで購入できるの・・・でも背に腹は代えられないため、購入しましたが。大体タイヤの予備を少なくとも1本はストックしているので、自宅までたどり着ければ余分な出費はしなくても良かったと感じているため、ロードサービスに加入しておけば良かったと思います。保険も付いているので、どうせ入るならロードサービス付きが断然お得ですよね。
チューブラーは予備タイヤの携帯に悩む!
二つ目は、チューブラーの場合に予備のタイヤの携帯にとっても困るから。チューブラーの場合は、予備のタイヤを持ち歩く必要がありますがツール缶には収まりません。そのため、収納に困ってしまいます。そのため、シーラント剤のみ携帯しておくのですが、やっぱりちょっと不安な面があります。万一のことを考えると予備タイヤを持つべきですが、邪魔なので、ロードサービスで対応すれば解消される!こちらの方がスマートですよね。
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最後に
ロードバイクでのトラブルは思ったより少ないと思っています。私自身、ライド中にパンクを経験したのは数えるほどです。恐らく年に1回か2回程度です。
しかし、土日になると100キロを超えるライドは頻繁に行いますので、何かあったらと思うことがたまにありあます。備えあれば患いなしということで、ロードサービス付きの自転車保険に加入しておくことをおすすめします。
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