今では週末には必ずロードバイクで走りに行ったり、レースに参加したりとかなり健闘体の私ですが、30代後半までは極度のヘビースモーカーでした。
禁煙するまで、まさかタバコを止めれる日が来るとは想像もできませんでしたが、禁煙外来へ通い、チャンピックスを処方されました。結果は、禁煙⇒挫折⇒禁煙⇒挫折を繰り返しましたが、5年掛けてようやく禁煙に成功しました。禁煙に成功してから、2019年で6年以上経過しています。
ドンドン値上がりするタバコです。一本の煙草は数十円からも知れませんが、生涯でみれば1000万円の損失に繋がるかもしれません。
タバコをやめて分今では、ロードバイクにお金をつぎ込んでいますが、禁煙出来て本当にいまは良かったと心底思っています。
そんな体験談を紹介します。
どうやって禁煙に成功したのか?
成功した秘訣は、禁煙外来にあきらめずに通ったことと、これから一生で使うであろうタバコの値段を真面目に計算してみたことにあります。
正直自分は意思が弱く、半年程度は禁煙に成功するものの何かの拍子でまたタバコを吸ってしまうという失敗を繰り返しました。
でも、諦めずに禁煙外来に通ったことで、ようやくタバコとの戦いに終止符を打つことができました。
また、ロードバイクと言う趣味を見つけたことでタバコとの距離がぐっと広がりました。
詳細は以下で説明していきます。
禁煙したきっかけは?
昔から百害あって一利なしと言われているタバコなのでほとんどデメリットしかありません。私は大学生のころに何となく吸い始めて、辞められなくなりました。吸い出すとストレス発散になるし、タバコを美味しいと本気で思っていました。当然やめる必要性も感じていなかったです。喫煙していた当時は多いときは2箱も吸っていた、超が付くほどのヘビースモーカでした。
そんな私が禁煙しようと思ったきっかけはいくつかあります。
①時代の流れで会社でも禁煙となり、仕事が手に付かなくなった。
②年齢とともに体力の衰えを感じるようになった。
③子供がタバコの匂いを嫌がっている。
などなどです。
一番の要因は、タバコが吸えないイライラで、仕事中もタバコが吸いたい気持ちが自然と湧いてきて集中できないことが多々ありました。これではいけないと、禁煙にチャレンジすることにしました。
禁煙へのチャレンジと失敗の過去
第1回目の禁煙成功と失敗
私は何回か禁煙と失敗を繰り返しています。初めに禁煙したのは、禁煙セラピーという本を読んで禁煙をチャレンジしました。この本に書いてあることは本当にはっとさせられることが多くて、
タバコを吸った瞬快に旨いと感じるのは、ニコチンの禁断症状が治まっただけで、そもそもタバコを吸わなければニコチン自体を欲することないことを理解しました。
タバコがストレスから解放してくれているのではなく、タバコを吸うことでイライラを作っているだけなので、吸わないことでイライラから解放される。それを理解した瞬間からタバコを捨てて禁煙に成功しました。ほんとあっさりと辞めれたので、自分でも驚きでした。2週間ぐらいは確かにつらかったと記憶していますが、今我慢すれば、このイライラから一生解放されると思うことで、乗り切ることができました。
禁煙により、ごはんが美味しくなり、体調がよくなりました。本当にやめてよかったと心から思っていました。
がしかし、そう簡単にはやめられませんでした。ふとした瞬間に、無性にタバコが吸いたくなってしまったのです。
どんな瞬間か今でも覚えていますが、いつもタバコを吸っていたシチュエーションに置かれたときに無性に吸いたくなりました。家で車の整備を終えて、一休みしながらコーヒーを飲んでいた時に、喫煙していたころは当然、タバコを吸いながら一休みの状況です。そのときの、光景がよぎってきて無性にタバコが吸いたくなりました。この瞬間は、禁煙セラピーで読んだ内容も吹き飛び、急いでタバコを買いに行って、一服してしまいました。
もうその後は、もとに戻ってしまい禁煙に失敗しました。
第2~4回目の禁煙成功と失敗
しばらくは喫煙していましたが、やはりいろいろと不都合があり、再度禁煙にチャレンジすることに。再度、禁煙セラピーを読んでチャレンジしましたが、一度失敗しているのでなかなかうまく行きませんでした。
そこで、いろいろ調べていくうちに、禁煙外来が良いとの情報をゲットして早速チャレンジしました。自分はファイザーのチャンピックスという飲み薬を処方してもらいました。人によっては副作用があるそうですが、自分には幸いそんな症状はありませんでした。
この薬のすごいところは、タバコを吸ってもニコチンが吸収されないので、タバコをすってもただ煙たいだけでなにもおいしくありません。3カ月薬を続けるのですが、あっさりと辞めることができました。
これはすごいと感心しました。でもこのすぐ辞められるというのが、ちょっとした罠があります。どこかで、禁煙を失敗してもまた薬を貰えば、すぐにやめられるとの思いがあったように思います。
この気持ちスキに入り込んできたのが、飲み会でのタバコの誘惑です。アルコールを摂取すると異常にタバコが欲しくなります。飲めば飲むほどに。吸っている人に貰っているうちはいいのですが、一人で帰宅する途中に吸いたくなって、コンビニで購入した時点で禁煙失敗です。
禁煙外来は1年に1回のみ保険が利くので、ご~さは半年禁煙し、半年喫煙というサイクルを3回も繰り返してしまいました。もう、看護師さんに何度も励まされなら、繰り返していました。ほんと情けないし、恥ずかしい気持ちでしたが、失敗を繰り返しました。
第5回目の禁煙成功と失敗
ここまでに5年ぐらい掛かっていますが、最後に禁煙を成功させたのはやっぱり禁煙外来でした。気持ちを振り立たせたのは、金銭的な計算をするとなんて大金を使っているんだと思ったからです。単純に1日に400円のタバコを二箱を死ぬまであと40年ぐらい吸うといくら掛かるか計算すると、
400円×2箱×365日×40年=11,680,000円!!
驚きの計算結果です。すでに15年も吸っていたので、400万円ぐらいタバコに使った計算です。なんて馬鹿なお金の使い方なんだ、すぐにやめなければと禁煙を再び決心しました。禁煙外来の保険適用までまだ数カ月ありましたが、そのを待たず100%負担で再び禁煙外来へ行きました。1000万円に比べれば安いものです。
この禁煙からは5年以上経過しましたが、喫煙はしていません。吸いたくなったときは、この一本を吸うと1000万円を支払うことになると思うようにしたら、とても吸えません。酔っていても、酔いが醒めます。
最後に
禁煙をしてからは、ロードバイクにはまったりと運動も始めてすっかり健康的な体になりました。健康になると気持ちも前向きになりますし、いろいろなことへチャレンジする意欲も沸いてきます。
もう喫煙されている方自体随分と減りましたが、最近は電子タバコの登場で健康に優しいみたいな風潮がありますが、財布には優しくありません。
一度生涯に必要なタバコ代を計算してみてください。本当にその価値がありますか?
禁煙して、このブログのメインテーマであるロードバイクでも始めませんか?ストレス発散、体形もスマートになり、仲間も増えて人生前向きになりますよ!
禁煙すると太るので、その対策にもロードバイクは効果抜群です。
興味があれば、『ロードバイクはこんな人におすすめ!ダイエットからストレス解消まで』でロードバイクの魅力を紹介しています。