ビンディングペダルは、初心者の半年間を除くと7年近くスピードプレイを愛用しています。
スピードプレイは、グレードにより、シャフト部分がクロモリ、ステンレス、チタンと3種類あります。
当然筆者は、一番安いクロモリをずっと愛用しています。
流石に7年も使っているとくたびれた感じになっているので、思い切ってチタンシャフトに買い換えようかと検討しましたが、さすがにチタンは高すぎる。
いろいろ検索すると、チタンシャフトのみ売っています。しかも、純正品と比べるとかなりの格安。
この記事では、実際にチタンシャフト化した軽量化効果を紹介しています。
チタンシャフト化の効果は?
まずは効果のまとめです。
- 58gの軽量化に成功(220g⇒162g)
- 見た目のグレードアップ!
- 体感的には・・・微妙です。
チタンシャフト化による軽量化効果 -29g
純正品の場合、シャフトの素材によって重量が以下の様に違います。
参考価格と重量
- クロモリシャフトペダル ¥15,700(CRC) 216g
- ステンレスシャフトペダル ¥18,300(CRC) 206g
- チタンシャフトペダル ¥36,250(wiggle) 164g
クロモリシャフトとチタンシャフトでは52ℊの差があります。価格差は、20,550円!1ℊ当たり、395円/ℊとなります。高すぎる(;´・ω・)
と言うで、ヤフオクで売られているチタンシャフトを購入しました。価格は4000円~5000円で販売されています。
奇麗なレインボーカラー
重量をクロモリシャフトと比較すると
結果は上の画像の通り、
クロモリ:59g ⇒ チタン:30gと半分の重さになりました。
左右で58gの軽量化に成功!
チタンの物性は、鉄の2/3の重さなので、素材の軽量化とプラスアルファ形状の差も出ているようです。
ちなみに、シャフトの長さを78㎜→76㎜へ2㎜ショートにしています。
先ほどの純正だと軽量化に必要な金額が395円/ℊだったのに対し、このチタンシャフト化だと、66円/gと1/6ほどの価格となりました。
交換した後の画像がこちら↓
塗装が剥げたクロモリとは比較にならないほど、見た目がグレードアップしました!
実走において軽量化の効果は感じられるのか?
軽量化は、回転部分程効果が高まります。ペダルも1分間に90回は回転させる部分。1時間で5400回転もさせるので、この58gの差は大きいのか期待をして走り始めましたが・・・・
ペダルが軽くなった・・・とか、
いつもよりケイデンスが上がった・・・とか
期待していた効果を感じることはできませんでした。残念。
冬場ということもあり、シューズカバーや、電熱ソックスなど重さも増やしている影響もあるかもしれません。
間違いなく軽量化はできているので、体感できないにしても効果はあると思います。
この値段なら納得ですが、チタンシャフトの純正品を買う価値はあまりない気がします。
交換方法について
交換方法は、ペダルを外すのが大変ぐらいで簡単に交換可能です。
左のペダルは逆ネジになっているので注意が必要です。
また、柄が長いスパナがないと緩まない可能性があるので、下記のリンクのようなペダルレンチを準備しておいた方が無難です。
ペダルが取り外れればあとは簡単。
プラスねじを外し、カバーを外すとトルクスネジが出てくるのでこれも外します。
最後にシャフトを外します。
Oリングは再利用するので外して、チタンシャフトに取り付けます。後はばらした逆の手順で組付けていけば完成です。
スピードプレイの重さ
因みにクロモリシャフトの重さは110g/片側でした。
シャフトが59g、その他が51gとなっていました。
ヤフオクでは、プレートの部分のチタン化パーツもあったので、ここもいづれチタン化していきたいと思います。
まとめ
体感できるほどの効果はありませんでしたが、比較的安価で軽量化できたのでコスパ的にはありだとおもいます。
何より見た目のグレードアップは満足しています。
因みに、ダンシングしてもよれるなどの強度不足なんてこともありませんでした。
- 58gの軽量化に成功(220g⇒162g)
- 見た目のグレードアップ!
- 体感的には・・・微妙です。