チューブラータイヤを普段使いする時の悩み事の一つに予備タイヤをどうやって携帯するかと言う点があります。
クリンチャーなら予備チューブがツールBOXに簡単に入るので、携帯は容易です。
しかし、チューブラータイヤは主流サイズである25Cや28CだとツールBOXに入れるのは至難の業。
サドルバッグを付ける方法もあるけど、ピッタリサイズを探すのは
この記事では、チューブラータイヤをサドルやサドルポストに固定する方法を紹介します。
ストラップの活用
マジックテープ付きのストラップを使うのがポイントです。今回使用したのはマジックテープとゴムが付いているサドルストラップ。
まずは完成図
タイヤのみなので、必要最小限の大きさなのが、ストラップ利用時の利点だと思います。
チューブラータイヤの他に、コンパクトポンプ、レバー(リムの両面剥がし用)、CO2ボンベとインフレータ(仮締め)も一緒にセットしています。
そのため、ツールボックス内に、シーラント、両面テープ、工具類を入れておけば、パンクも怖くありません。
パンク時は、シーラントを使用してだめなら、タイヤ交換の流れの2段構えの対応となります。
使用したストラップ
造りは簡単な構造です。マジックテープに、ゴムがドッキングされています。ゴムの部分にチューブラータイヤを固定し、マジックテープでさらに締め上げとサドルレールに固定する感じとなります。
使った感じ、ゴムの長さはもう少し短いと、締め付け力が高くなりそうですが、使用した感じだと特にものが落下したりはありません。
チューブラーの収納方法
うまくチューブラーを収納するには、奇麗に畳めるかが鍵になります。チューブラーの長さや大きさは自分のサドルに合うように、何度か調整しながらぴったりフィットするまで繰り返します。
それでは、筆者のやり方を紹介します。
【準備①】チューブラーの空気をしっかり抜く
- バルブの反対側から、チューブラーを折りたたみ、空気を圧縮する。
- 圧力が高くなったら、バルブからエアを抜く。
- ①、②を繰り返し、エアを抜く
- 最後まで行ったら、バルブを閉める。
【準備②】チューブラーを折りたたむ
- バルブの両端からタイヤを折り曲げる。
- 10cm程度のところで、折り曲げる。
- タイヤを巻くように、畳んでいく。
【取付①】タイヤをストラップで縛る
- ゴムでタイヤを固定する。(仮止め)
- チューブラーの端が図の様にセットすると、サドル側になるので見た目が奇麗になります。
【取付②】その他工具の取り付け
コンパクトポンプやC02ボンベ、レバー、インフレータなどを取り付けます。この場合、取り付ける種類によっては、うまくいかない場合があるので参考までに。
①タイヤの間にポンプ、レバー、インフレータを取り付ける。
★タイヤの隙間に突起部分を差し込むと安定する。
【取付③】サドルに取り付け
- 取り付け前に、ストラップを締め付けて、マジックベルトを一部固定します。ここである程度形を整えておきます。
- サドルレールにストラップを通して、固定する。
- マジックテープの末端が余る場合は、タイヤかゴムの部分に挟んでおきます。
以上で取り付け完了です。
使用感
長さはもう少し短めでも良いかなと思いますが、奇麗に取り付けができるので、見た目は気に入っています。特に緩んで落ちるようなことも無いので、チューブラータイヤで出かける時はこの方法でしばらくを使っていきたいと思っています。