最近よく見かけるオーライトのライト商品。
その中でも、テールライトのSEEMEE30がスリムでかっこいい!と一目惚れ。
ただし、残念なのがシートポストに取り付ける点。シートポストにゴムで取り付けると、脱着時に傷が気になったり、後付け感が半端ない💦
筆者的には、横向きに高い位置へ取り付けたい!
と言うことで、3Dプリンタで自作することにしました。
筆者はスペシャライズドのパワーサドルを愛用しています。
パワーサドルにはサドル後端にボルト穴があるので、このボルト穴を利用して、SEEMEE30を取り付けるホルダーを作ってみました。
この記事で、SEEMEE30のレビューと、自作したホルダの紹介をしています。
オーライト(Olight)SEEMEE30 テールライト

まずは、今回の主役であるオーライトのSEEMEE30の紹介、レビューを簡単に紹介します。
スマートな外観が魅力のテールライトで、以下の3点がおすすめポイントとなっています。
- スタイリッシュな外観!細長・シャープでかっこいい!
- 明るく、視認性が非常に良い!
- 最大40時間のランタイム
特に、外観がおすすめポイントです。
かっこいいと感じる理由は、本体のカバーに段差がなく、一体型に見えるてスマートな印象です。
また、正面はクリアだけど、側面はブラックの半透明になっているのもポイントとなっています。
点灯していない状態だと、レンズ部分しか光らないと思いきや、画像の様に側面も半透明のため、点灯が確認できます。
また、明るさも十分でMAXの場合、直視すると少し眩しいぐらいです。
そのため、日中でも視認性は十分です。
ランライムも最大40時間もあるので、乗るたびに充電しなくても問題ありません。

ちなみに重量は22gと軽量です。
では逆に、残念なポイントは?以下の2点です。
- 自動点灯機能がない
- シートポストに装着する点
最近のテールライトは自動点灯機能付きが多いですが、このライトにはありません。ブレーキでの減速時や、トンネルに入ると勝手に点灯してくれる機能はとても便利です。
この外観で自動点灯、ブレーキ感知機能があれば本当に最高なライトになるのですが残念。
ただし、このスマートな外観を維持しながら機能追加は難しいのかもしれません。
もう1点はサドルポストへの取り付けが標準な点。
ライト自体はかっこいいですが、どうしてもバンドで取り付けるスタイルが筆者的には好きではありません。折角ライト自体が格好いいのにと思います。
この取り付け位置については、3Dプリンタを使用すれば自分で作ることが可能です。
そこでこのライトを見たときに思った、横向きに高い位置へ取り付けたいを実現するために、
サドルへライトを横向きに付けるホルダーを作ってみることにしました。
ライトの幅と、サドル幅がぴったりがぷったりなので、なかなかカッコいいのではと思って製作開始です。
SEEMEE30を横向きに装着!目立つテールライト

まずは完成図から。
左がオーライトさんの商品ページに掲載されている画像で、シートポストにSEEMEE30を縦に取り付けてあります。右が自作ホルダで横向きに装着したものになります。
シートポストより高い位置に取り付けられて、かつサドルと一体化しているので見た目のスマートになったと自画自賛しています(笑)。
何人かのローディ仲間から、どこのライト?って聞かれたので結構目立っている模様。
自作ホルダをアップにすると

自作したホルダは上の画像の黒い部分です。サドルに形状に合わせて設計し、ライトとサドルの間を極力狭くするようにしています。
横からみると、若干ライトが下側にはみ出していますが、横からの視認性を考えるとベストな位置かな。

ホルダは、パワーサドルのボルト穴を利用して取り付けます。SWAT™対応のマウントを利用しています。

一番悩んだのが、どうやってライトを固定するかと言う点です。
Olight SEEME30はつめの部分にシリコンのバンドを使用して固定するようになっています。

このバンドで固定する方法があまりスマートとではなく筆者的には好きではありません。
バンドを使わず、かつ簡単に脱着できて、さらにしっかりと固定させるために、あれこれ試行錯誤した結果、
爪の分を使ってはめ込む形で装着するようにしました。
具体的には、
ライトは、爪の部分をホルダの横からスライドさせて装着します。
ホルダの方が若干寸法が大きくなっているので、ライトを装着する場合は、ホルダを指で挟み込んでライトを差し込みます。
ライトはホルダに引っ張られる形で固定されるので、よほどのことが無い限りライトは脱落しないはず。(300㎞走行で全く問題なし)


変なバーが横に飛び出ているのは、ライトの充電口をカバーしているゴムを抑えて、防水機能を維持するためです。
ライトを購入したSHOPに確認したところ、ライトの防止機能を発揮させるには、充電口をシリコンカバーで覆っている必要があるそうです。
そのため、見た目がカッコ悪くなりますが、下の図の様に変な形となりました。

ちなみに重量は、ボルト合わせて16gほど。ライトが22gと考えると少し重量が重くなるのは面白くないですが、あまり重量を削ると強度的に心配。

たたし、まだ削る余地はあるのでこれは今後の課題です。
22/11/08追記:破損対策として強度UP。その代わり2g増量
装着してみた感想は、やはり横向きのライトはあまり見たことが無いので、新鮮な感じがして、中々気に入っています。
最後に
今回はテールライトのホルダを作ってみましたが、人と被らないオリジナル部品なので、
お!何それってなるのが良い所ですね。
何回も試作を繰り返してようやく完成しましが、3Dプリンタは本当に面白いですね。
フリマサイトなどで販売もしています。もし欲しい方は、覗いてみてください。

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